将来性のある事業領域で、幅広い仕事に携われる

大学卒業時点では明確にやりたい仕事が見つかっておらず、幅広い業界と接点を持てる銀行を選びました。若いうちからさまざまな企業の経営者の方たちと相対することができて、非常に良い経験だったと思っています。転職を考え始めたのは、銀行員として提供できるソリューション以外にも視野を広げたいと感じたことがきっかけです。当時広がりを見せていたコード決済の領域に挑戦できる企業を探して、ドコモに転職することを決めました。面接以外でもドコモで働いている方に話を聞いたのですが、この事業は将来性もありますし、自分が携われる幅もとても広い。非常に魅力的なポストだと感じましたね。

現在は、前職で培ってきた法人営業のスキルも活かしながら、dポイント加盟店様を増やす開拓業務に従事しています。dポイントを導入していただくことで、加盟店様のカスタマーサクセス、つまり事業の成長や売上の向上などに貢献することが最大のミッションです。各クライアント様の課題や業界の動き、市場の環境などを踏まえて、ドコモとしてどんなサービスや価値を提供できるのかを考え抜いてご提案しています。

営業としての基本的な進め方や考え方は前職ともある程度共通していますが、マーケティング分野には明るくなかったので、ゼロからの勉強が必要でした。一口にdポイントの活用といっても本当に多様なアプローチがありますし、クライアント様の課題も一社一社さまざまなので、まだまだ学び続けていくつもりです。

前例のない取組みにチャレンジし続ける

クライアント様からの期待として大きいのは、ドコモが保有しているエンドユーザーのデータを活用するところです。比較的大手のクライアント様が多く、独自の会員基盤を持っているのですが、自社のデータだけではユーザーをしっかりと可視化できないことも多い。例えば、住所や性別は分かっても、ユーザーが何に興味を持っていてどういう時にそのサービスを使っているかは見えていません。そこにドコモのデータを活用することで、ユーザーに適切にアプローチすることができるようになります。

また、dポイントはサービスを開始してからすでに十年近く経過していますから、現時点で未加盟の企業様を迎え入れるためには、既存のソリューションだけでは十分とは言えません。前例のない取組みにチャレンジし続けることが重要です。ドコモは歴史もある大企業ですが、自社や特定のパートナー企業に閉じることなく幅広い企業とのアライアンスを模索していく土壌があるので、一担当者としてもアイデアは出しやすいですね。ドコモの持つアセットをフル活用しながら、新しいチャレンジに取り組むように心がけています。

自社のサービスやプロダクトに誇りを持ち、さらに改善できるよう考え抜く

当部としてある程度の定型的なプロダクトも用意していますが、ドコモ内の他サービスと連携して新たなソリューションを考えることも多く、とてもやりがいを感じています。その過程で色々な方とコミュニケーションを取ることで学びになりますし、自分にはない考えを持っている方と議論できるのも面白いです。

私たちは営業の最前線にいますから、常に相手起点で物事を考えるように意識しています。ドコモとしての大きな方針もありますが、盲目的に付き従うだけでは面白くないですし、新しい価値を生み出すこともできません。もちろんドコモに蓄積されたデータを取り扱うという意味では、エンドユーザーの方に不安を与えないことも重要です。クライアント、エンドユーザー、そしてドコモ。ビジネスをするからには、常に三方良しの関係を築いていきたいと思っています。

部署内外を問わず、ドコモにはとても魅力的な方がそろっています。自社のサービスやプロダクトに対して誇りを持ちながら、自分なりに「もっと良くしたい」という思いやアイデアも備えている。そういう人はやはり前向きですし、勉強熱心なので、いつも刺激をもらっています。これから入ってくださる方にも、変化や挑戦を前向きに捉えて楽しんでほしいですね。入社前は、ドコモは新卒文化なのかなと勝手に思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。中途入社の方もなじみやすく活躍できる風土があるので、先入観を持たず積極的に検討してみてください。

※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。