新しいインパクトを創り続ける。「世界初」へのチャレンジとはー。
エンターテイメントプラットフォーム部
ビジネス推進担当部長
勝亦 健
2017年まで関西地域の通信事業におけるCRM改革・店頭でのタブレット応対システム創出・ショップ副店長など、販売戦略策定などにおいて「ドコモ初」にこだわりながら従事。
2018年より、新しい事業へのチャレンジを自ら希望し、非通信領域のスマートライフ事業へ異動。5GやahamoにおけるOTTサービスの全体統括、キャリア採用の人事広報立上げなど、ドコモのなかでも前人未到系業務で手腕を振るう。
どのようなキャリアを歩んできたんでしょうか?
新卒でドコモに入社し、初期配属は通信領域である関西地域の携帯・スマホ販売の担当をしていました。
現場第一線のドコモショップで働いた経験や仲間との会話から、
ドコモ初の「いつでも在庫がある状態を創るための毎日配送プロジェクト」を企画・実現したり、他社より遅れていた「タブレットを用いたスマートな接客応対」のシステム企画・UXデザイン・具現化などに取組んでいました。
「ドコモで初」や「全国で初」というような案件を創り出すことにやりがいを感じながら取り組んでいましたが、通信領域の業務はやりぬいた感がありました。次のステップとして、まだ踏み込めていない非通信領域のスマートライフ事業にチャレンジしたいと思い、スマートライフ推進部に異動をしました。
今ドコモは非通信領域であるスマートライフ事業に力を入れています。キャリア採用については年間数百人規模で増え、日々新しいビジネスを立ち上げたりしてますが、まだまだ世のなかには知られていないなぁ、という感覚を持ってます。
ただ、社内を見渡すと、新たなテクノロジーやマーケティングが頻繁に取り入れられたり、過去ドコモを代表していたようなサービスを撤退し、新しいビジネスにチャレンジするというドラスティックな変革が日常茶飯事です。
一方、みなさまの印象は「ドコモはチャレンジする風土がなさそう」とか「保守的で安定志向だね」ではないかと感じています。
(実際、様々な方と会話しても、リサーチでもそういう回答が多いです)
新しいインパクトをもっと創り出して、このイメージをもっと変えていきたいですね。
今はどのような事業に取り組んでいるんでしょうか?
いくつかのプロジェクトをリードしていますが、そのなかでも未来感があり、スケールが大きいものでは、NTTグループをあげて取り組んでいるIOWN構想というものがあり、その世界初となるような案件を創り出す仕事をしています。
通信インフラを扱うというだけに留まらず、新しい顧客体験や街づくり、社会課題解決を進めるプロジェクトです。ドコモだけでなく、NTTグループ総力戦で取り組んでいますが、世界的に発信力もあり最先端の場所である渋谷の街づくりにおいて、様々なパートナーさまとご一緒しています。
街づくりのキーである不動産デベロッパーさまをはじめ、エンターテイメントに携わる方、スタートアップの方、コンサルタントの方、自治体の方、本当に多種多様な方にご意見や刺激、応援も頂きながら毎日過ごしています。
この秋(23年)にも、世界初の街づくりが渋谷に実装され、これからもどんどんUPDATEされていきます。
やりがいしかないですね!
「いい意味でのdoubt everything」
社内で「変えていかないとな」と思うことですか?
たとえば・・・
よく社内で「ルールだから」という言葉を耳にします。「そのルールはいつ作ったの?」と聞いてみると、5年前に作られたものだったりします。何年も前に作ったルールに縛られ、変えるのが大変だから変えない、というのは非常に勿体なく感じます。よく周囲の人ともそんな会話をしますね。
迷ったら敢えて変えてみたり、もっとよいやり方はないかを考えたり、新たなルールを創り出して推進していくべきだと思います。
今日の正解が、明日の正解とは限らないですし。
「いい意味でのdoubt everything(本当にそれでよいのか?)」の精神が大事と私は考えています。・・・すいません。かっこつけました。
私、関西人・関西弁なので、よく言ってるのは「それ、もしかして、ほんまは、ちゃうんちゃいますのん?」です。笑
でも変わりつつあるとも思います。いろいろな職歴や経験、年齢、カルチャーの人がハイブリッドになってきていることが一つの要因とも感じます。
働く上で、重視されていることや、これからジョインされる方へのメッセージはありますか?
私自身「前例がないことが好き」なので、様々な制約に直面することがよくあります。でも、やってみないと分からない。手を付けてみることで気づくこともあり、それが新たな創意工夫の源泉となります。何事も先入観で決めつけることなく、挑戦する価値があるのであれば勇気をもって挑戦する。
『必要と思ったので、やってみちゃいました』という行動をして、怒られることより褒められることの方が圧倒的に多いです。まぁ『こら!』と言われることもゼロではないですが。笑
あとは「傾聴、尊重、転調」でしょうか。
「傾聴・尊重」は当然、最大限すべきと思います。他方、そこに留まってしまうと、出てくる結果も今までどおりで変化がない。VUCAの時代だからこそ、「転調」。
「この人・この会社と、このきっかけで転調してみようかな、と思ってもらえる」ことを大切にしたいです。
- 職場の頼もしい仲間たちと
BtoBとかBtoCという言葉がこれまでありましたが、何かを届ける先が、近年個人や法人でなく、社会(BtoBtoSociety)に変わってきている気もするんです。
前例のない特命・さまざまな社内外の方と、積極的にチャレンジするチーム・ミッションなので、このような考え方や環境に関心がある方と、ぜひ仕事でご一緒できればうれしいなと考えています。
※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。
キャリアパス
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2010
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入社以来、携帯電話販売系の業務に従事。
ドコモショップの副店長なども経験
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2015
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現場第一線の経験を活かしSCM改革やタブレット応対システムの開発を主導
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2018
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通信事業からスマートライフ事業に転身
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2019
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スマートライフの経営企画的セクションで組織のリソース最適配置に従事
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2021
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ドコモ初のキャリア採用広報編集長に就任
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2023
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エンターテイメントプラットフォーム部にて未来のまちづくりや部署横断特命業務に従事(現在)
一日のスケジュール
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10:00
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お客さまとの商談で渋谷へ
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12:00
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山王パークに
出社しメンバーとランチ
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13:00
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社外との
オンラインMTG
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15:00
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自宅へ移動し在宅勤務に切替
資料作りや作戦を練る
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18:00
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終業→副業のキャリアカウンセラーの面談
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23:00
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24時間ジムで
トレーニング