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人と人ともネットワークで繋がるドコモ

朽木 大祐

スマートライフビジネス本部
ビジネスクリエーション部 XR推進室
ビジネス推進 ビジネス推進担当

朽木 大祐

カーナビやカーオーディオ等車への組み込みエンジニアをしており、2013年にNTTドコモに入社。
カーナビアプリ「ドコモ ドライブネット」の新機能開発やタクシー需要予測システム「AIタクシー」のサービス立ち上げに従事。
2018年に現在の部署に異動。AR・MRを使って街を進化させる「XRシティ」というプロジェクトに従事。
※現在は株式会社NTTコノキューに出向中。

この記事を書いた人

渡邉 史貴

渡邉 史貴

本社 法人営業部
新卒でNTTドコモに入社。入社以来、法人営業担当としてお客様への提案や営業支援活動に従事。
2019年からは車関連企業を担当しており、車と通信にかかわるサービスの立ち上げ・商品化にも携わった。VR元年がいつになるのかと思っていたらメタバース元年になってしまっていた。

車載機メーカーからドコモへ

渡邉:早速ですが、ドコモ入社前の経歴について教えてください。

朽木:主にカーナビやカーオーディオを開発する仕事をしていました。PCを打ちながら回路をいじるような物作りの仕事です。ドコモに入社してから数年間は車と関わりのある「ドコモ ドライブネット」や「AIタクシー」といったサービスに関わる仕事を担当していました。

渡邉:最初からXR関連のお仕事を希望されて入社されたわけではないのですね。実は私も法人営業部に所属していて車両関連メーカーの営業をしています。朽木さんが企画されたサービスを拡販する立場でした。

朽木:そうなんですね。法人営業部さんには「AIタクシー」の拡販や新体感観光サービスのパートナー様開拓等で大変お世話になりました。ドコモは仕事の幅が広いので、思いもよらないところで知っている人と繋がっていることも多いですよね(笑)。

車載機からXRビジネスの意外な繋がり

渡邉:一方で今お仕事されているXR推進室は車関連のお仕事とは少し毛色が異なるように思えます。朽木さんご自身が希望されたのでしょうか。

朽木:希望して異動しました。「なんとしてもサービス企画をしたい!!」という強い思いを伝えて今の部署に来ています。
XRは緯度・経度という二次元の位置情報に高さを加えた三次元の位置情報を取り扱う業務です。例えばMRで3Dモデルを表示させる場合、デバイスのGPSやカメラの情報から位置情報を取得し、その情報をもとに、適切な位置に3Dモデルを表示させています。
入社前はカーナビ、ドコモに入社してから「ドコモ ドライブネット」、「AIタクシー」と緯度・経度を使う2Dの位置情報に関連した仕事をしてきていますので、そういった部分では入社前から一貫して位置情報を取り扱うビジネスのサービス企画に関われています。

渡邉:位置情報を使うという点で共通してるんですね。素人目線からすると自動車ビジネスとXRビジネスは異なるように思っていました。配属が決まった当初、戸惑いなどありましたか?

朽木:車関連業務の部署にいた際に勉強会でMRヘッドセット等をかける経験もありましたし、新しいガジェットも好きなので戸惑いというのはあまりありませんでした。位置情報を取り扱うという点でも共通していた部分もあり、前向きに受け止めていました。

XR推進室のお仕事 ”XRシティ”とは!?

XR推進室のお仕事 ”XRシティ”とは!?

渡邉:具体的なお仕事のお話を聞かせてください。関わられたXRシティ™SHINJUKUの概要について教えてください。

朽木:XRシティ™SHINJUKUはXR技術を使い、新宿でデジタルと現実世界が融合した新しい街の楽しみ方を提供するイベントです。XRならではの空間を生かしたアート作品や屋外回遊型のアトラクションを楽しむことができます。

渡邉:ドコモならではの取り組みの部分を教えてもらえませんか?

朽木:安全に街に来てもらうための工夫が詰まっているのがドコモならではの取り組みといえると思います。コンテンツ表示前に半径2mの円をARで表示し、周囲の人と適切な距離を取れるよう注意喚起をすることで、コロナ禍であっても安全に多くの人に外出を楽しんでもらえるような配慮を行っています。
また、歩きスマホを検知した場合にはコンテンツを見えなくするような機能も盛り込んでいます。楽しいだけではなく、安心・安全に街に活気を取り戻すという試みが実現できたと思っています。

一体なにが“個性的”?個性的なチームメンバーと仕事のキモ

渡邉:入ったチームのメンバーは個性的な方が多いと伺いました。どういう個性的な人がいましたか?

朽木:同じチームに比較的中途採用の方が多く、前職も異なる人が多かったですね。ドコモ社員の人でも海外旅行が好きで一年に海外に何度も行かれる方や車を改造するのが趣味の方もいました。一見仕事とは全く関係ない自分の趣味や遊びの中から新しいアイディアや企画を生み出すことができていることに驚きました。
メンバーがもつ趣味や嗜好をそれぞれが自己主張しあってサービス企画ができていて、ドコモにはこういう面があったのかという良い意味でのギャップがありました。仕事について勉強するのは大事ですが、それ以上に自身の持つパーソナリティから企画を出せる個性的な人が多いことで成果が出せているように思います。
XRは先進的で魅力的ではありますが、あくまで技術要素です。その要素を別の要素と組み合わせれば、様々な新しいサービスを創りだせる可能性があります。組み合わせる要素はありきたりなものでは面白いものは出来ませんので人生で寄り道をたくさんしてきた人たちと働けるとうれしいです。

“人と人ともネットワークで繋がる”ドコモの魅力と強み

渡邉:朽木さんの感じるドコモへの魅力の部分で中途採用を希望される方に特にお話したい部分を教えてほしいです。

朽木:やはりドコモの魅力は日本全国の人と人とのネットワークがあることだと思います。観光ビジネスの立ち上げを検討しているときに、地元企業に協力してもらうため支社・支店の方々に協力を依頼したことがありました。支社・支店の人たちにとっても初めての試みであるにも関わらず、積極的に地元企業を説得したり企業を紹介したりしてくれました。会社と会社の大きなパートナーシップだけでなく、地域企業と膝を突き合わせて話をしている人と人との繋がりがあるからこそ、こういった活動ができるのだと実感しました。本社の1サービス部門だけではなしえないことが、日本全国の「人と人との繋がり」があるからこそ実現でき、そのネットワークこそがドコモの武器でありドコモの強みだと思います。ぜひそういった魅力である人と人とのネットワークを使いこなしてほしいと思います。技術的なネットワークだけでなく人と人という面でもネットワークの会社だと思います(笑)。

渡邉:本日はありがとうございました。

※「XRシティ」は、株式会社NTTドコモの商標です

※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。

キャリアパス

2003

大学卒業後、電気機器メーカーグループの開発企業へ入社。カーナビをはじめとする車載機器開発に従事。

2013

NTTドコモへ転職。車載機器の開発経験を活かし、カーナビアプリの企画やタクシー需要予測サービスの立ち上げに携わる。

2018

コンシューマ向けサービスの企画部門へ異動。位置情報を活用したサービスの運営に携わったのち、現職のXRサービス立ち上げに従事。

一日のスケジュール

07:30

07:30

在宅勤務が多くなり運動不足が気になるので軽い散歩をするようになりました

08:30

08:30

自宅で業務を開始。PCを起動し1日のスケジュールを確認、午前中は企画検討や資料作成に使うことが多いです

17:30

12:00

家族で昼食。昼食後は庭に出て家庭菜園の様子を確認

13:00

13:00

午後の業務を開始。午後は社内外とのリモート会議が多いです

19:00

19:00

業務を終了し家族で夕食

20:00

20:00

リビングで家族と過ごしたり自室で読書などプライベートな時間を楽しみます

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