長岡巧輔

まだまだ知らない世界がある。
だからこそ、ドコモの仕事は面白い

株式会社ドコモ・アニメストア（出向）
事業推進部　事業戦略　事業戦略担当

前職はシステムインテグレーター（SIer）で、主に金融システムの開発・保守、webアプリの開発・運用に従事。2020年ドコモに転職。現在はドコモ・アニメストア社に出向し、「dアニメストア」のシステム開発全般を担当する。

転職のきっかけは、自社サービス開発への想い

10年ほど勤めていたSIerでは、システムの開発・保守や、webアプリの開発・運用を担っていました。特にwebアプリ開発では上流から下流まで幅広く業務を経験。開発を進める上では、ユーザー視点がないと要件定義も正確にできないため、商品・サービスへの理解が欠かせません。そういった点を学びながらリリースまで進めているうちに、要件に従ったシステム開発だけでなく、サービス自体を開発・設計したいと思うようになり、事業会社への転職を考え始めました。

ドコモに入社を決めた理由は、8,000万人という顧客規模の大きさ、そして事業領域の幅広さです。生活に欠かせない社会インフラに加え、映像や音楽などのエンタメ領域、XRをはじめとした先端テクノロジーなど、様々な分野を通じて社会に貢献することができる。ドコモの持つアセットを活用しながら、大きなスケールの中で挑戦できることが最大の魅力だと思います。僕自身、ピンポイントでやりたいサービスを絞ることができなかったこともあり、多岐に渡るサービスを展開しているドコモが自分に合うのではないかと感じていました。

動画配信・ECサイトの機能を持つ、「dアニメストア」のシステム開発

もう一つドコモへの入社理由をあげるとすれば、自分が利用者として「もったいない」と感じていたことも大きいですね。サービスが豊富な一方で、一つひとつが連携されておらずバラバラでまとまっていない。複数のサービスを利用しようとすると何度もユーザー認証を求められて、手間だなと思うこともありました。やり方次第で、ドコモはまだまだ大きく成長できる可能性がある。自分の力でそこに挑戦したいと思ったことも、入社理由の一つです。実際に入社してみて、正直そんなに簡単な話ではないなと実感しているところもあります。ただ、入社から間もない僕のような人材でも、裁量権を持って一歩ずつ改善に取り組むことは可能です。これからもユーザー目線を強く意識して、より楽しんでもらえるようなサービスを提供していきたいと思っています。

現在は、「dアニメストア」のシステム開発全般を担っています。サービスのビジネス部門から上がる課題をキャッチアップして、システム要件に落とし込み、ベンダーをコントロールしながら開発を推進。ベンダーとのやり取りは自分が前職で同じ立場だったこともあり、相手の抱える事情などもわかるので非常にやりやすいです。「dアニメストア」は動画配信がメインですが、グッズを販売するECサイトとしての機能もあります。世の中に与える影響の大きさを考えるとリリースにはいつも緊張感がありますが、その分達成感も大きいですね。

「dアニメストアを見る」

興味のなかったジャンルのサービスを仕事にする面白さ

もともと僕自身はアニメに興味がなく、ほとんど見ていなかったんですよ。だからこそ、仕事にできることが面白い。知らなかった世界に触れることで新しい発見があり、自分の興味や守備範囲が広がっていく感覚が好きなんですよね。今では移動中にもアニメを見るようになりました。リリース後には、SNS等でユーザーの反応をチェックするのも楽しみの一つです。これからも特に限定することなく、様々なジャンルのサービスに携わっていきたいと思っています。

ドコモでは、担当異動などで扱うサービスが変われば、転職するのと同じぐらいガラリと環境が変わります。一つの専門領域を持ちつつ、いろんな領域にチャレンジがしたいと考える人にはぴったりです。システム開発の視点でいうと、それぞれ作りが似ているように見えても土台がまるで違う。そのため、いろんなサービスを経験する方が勉強になりますし、成長にもつながります。そういうことを楽しめる人と、一緒に働きたいですね。

※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。