西川寧幸 | 社員インタビュー | NTTドコモキャリア採用

マーケターとして、これほどの規模で力を発揮できる会社が他にあるだろうか

スマートライフビジネス本部スマートライフ推進部
マーケティング推進
サービス・マーケティング戦略担当課長

西川　寧幸

2007年に入社後、まずは代理店営業に従事。スマートフォンの台頭を受けて、3年目よりスマートフォン事業推進室にて事業戦略に携わる。その後、７年目に再び営業部門で代理店営業とエリアマーケティングを担当。長野の小さな併売店でおこなった2日間のキャンペーンでは、当時日本一だった秋葉原の量販店売上を超える偉業を達成。11年目より現職にてデジタルマーケティングを担当し、「dマーケット」を中心とした顧客拡大と横断マーケティングを担う。

日本の代表企業であるという誇りを持って

「日本でGAFAと戦えるのはNTTグループだけだ」と私は思っています。さかのぼれば、新卒採用での面接のときから面接官に向かってそんな話をしていました。中学を卒業してから単身渡米し、ずっと現地校に通っていたんです。当時のドコモが提供していたiモードは、アメリカでもとにかくすごかった。携帯電話の進化はアメリカが完全に遅れを取っていたほどです。自分が外国人という立場で現地の人と接していると、それがとても誇らしくて、日本人としてのアイデンティティも感じていました。大学進学とともに帰国し、日本を背負ってグローバルで戦っていくビジネスがしたいと、第一志望のドコモに入社。iモードで隆盛を極め、世界に打って出ようとしていたドコモを海外で直接感じていたこともあり、あの時の誇りを大事にしながら日本の代表としてやっていくべきだという想いを今でも強く持っています。

だからこそ、スマホの波が押し寄せてきたときには危機感と悔しさがありましたね。このままではヤバいと、当時のスマートフォン事業推進室に異動希望を出し、スマホの全体戦略や事業計画に携わりました。異動した当初は、まだiモードがドコモの本流という空気感もありましたが、そこからわずか2，3年でiモードとスマホの収益が入れ替わっています。その後営業部門に異動になり、量販店・ドコモショップなどのルート営業と販売支援、エリアマーケティングを担当。そして現在はデジタル領域でのマーケティングに従事しています。店頭もデジタルも、マーケティングの手段が違うだけで本質は変わりません。むしろ、現場の方がお客様と接する機会は相当ありますし、量販店だと他キャリアを使っている人に声をかけなきゃいけないわけですから、インサイトを深堀りする力や、机上ではない現場でのセールストークなど、定量化しにくいスキルをかなり学ぶことができました。

数千万人に直接アプローチするマーケティング規模

今の仕事は、ドコモサービスのポータルサイト「dマーケット」の運営と、各サービスを連携した横断マーケティング、そして膨大なデータを活用してお客様に最適なサービスを提供するデータマネジメントです。チームのメンバーには「自分が楽しんでいなければ、お客様を楽しませることなんてできない」と強く言っていますから、私自身も楽しんで仕事をしていますよ。チームとしてのミッションは「誰一人お客様を取り残すことなく、ドコモのサービスによってワクワク豊かにする」。最終的に判断を迷った時はこれが実現できるかどうかをジャッジポイントにしています。やれ費用対効果だの、やれ関連部署だのといった会社ならではの理不尽な壁は極力なくしていきたい。お客様を楽しませることにつながるのであれば、素早く意思決定して実現に向けて動き出そうという方針です。その取り組みがお客様に響いた時はメンバーも楽しそうな顔になりますし、自分たちが楽しめばまたお客様を楽しませることができる。そして結果的に利益につながるという良いスパイラルを生み出していきたいですね。

「dマーケットを見る」

マーケティングをする上で、ドコモ以上に規模の大きな仕事ができる会社は全国的にもめずらしいと思います。まずはユーザーの規模が圧倒的に違う。数千万人という数にダイレクトにアプロ―チできる国内屈指のメディアも、コミュニケーション手段も持っています。また、普通の企業であれば扱える商材に限りがあると思いますが、ドコモではあらゆる領域においてサービスやコンテンツを提供できる事業の幅広さがある。現在私のチームでは、これらの環境を使いこなして、単にデータを分析するだけでなく、自ら仮説を立ててコンセプトメイクできるような上流のマーケターを求めています。正直、いいことばかり言うつもりはないんです。特に中途採用で入社される方の中には、組織が大きすぎて縦割りだと感じる人もいるかもしれない。ただ、たしかに会社を動かすのは大変ですが、一度動きはじめたら規模が大きい分その振り幅も極大です。そんなドコモならではのパワフルさも感じてほしいですね。何が何でもお客様を喜ばせるんだというパッションで、一緒に会社を動かすような大きな仕事をしませんか。

※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。