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戦略的アライアンスを通じたドコモの提供価値拡大を加速する

戦略的アライアンスを通じたドコモの提供価値拡大を加速する
山内 慎二

アライアンス推進室
アライアンス推進
アライアンス推進担当課長

山内 慎二

新卒でインターネットサービス運営会社に入社。EC事業、広告事業、出資・M&A、海外事業などを担当するほか、ベンチャーキャピタルと海外子会社への出向も経験。2019年11月ドコモに入社。現在はアライアンス推進室にてM&Aおよびアライアンスのオリジネーション・エグゼキューション・PMIを担当する。

田中 信爾

アライアンス推進室
アライアンス推進
アライアンス推進担当課長

田中 信爾

大学院卒業後メガバンクに入社。主に大企業向けの事業企画や、M&Aファイナンスを経験する。その後、外資系総合コンサルティング企業への転職を経て、2021年2月ドコモに入社。現在はアライアンス推進室にてM&A戦略の企画、実行フェーズのプロジェクトマネージャー、PMI支援を行う。

アライアンスを通じてドコモの新しいサービスを生み出す

田中:アライアンス推進室では、ドコモのスマートライフ(SL)領域のアライアンス全般を支援しています。ドコモの各サービス事業部が出している中期計画を把握し、M&Aを中心とした戦略検討から実行まで、事業部をサポートするのがミッションです。

山内:事業部に属した部署ではなく独立した組織なので、SL領域全体の目線でアライアンスの支援ができるというのも特徴ですね。M&Aや出資を通じて中長期で全社的な成果につながる戦略的アライアンスを支援し、ドコモの経営計画達成に貢献することを目指しています。

田中:M&Aでは、相手のことを深く理解し、可能であれば対話を重ね、両社でどんなことにチャレンジできるのかを丁寧に検討します。ドコモと組むことで、自社の課題解決や事業成長につながると感じてもらえるよう、根気強く議論することが大切です。相手にとって非常に大事な経営判断であるケースも多いので、我々の想いを伝えながらも、相手目線に立って考えることが必要です。

山内:たしかに、お互いが新しい可能性にチャレンジできる、メリットのあることなんだと伝え続けていくことは大切だと思います。私はべニュー案件やメディア・マーケティングソリューション案件を担当することが多いのですが、M&Aが対外的に発表された瞬間は、やはりやりがいを感じますね。もちろん発表されて終わりではありません。むしろそこからが本当のスタートなので、実際に新しい価値を生み出すまでやり切る気持ちを大切にしています。

田中:私は昨年、マーケティングリサーチ企業に対するTOBを担当させていただき、提案から、先方の経営層の方との議論にも深く関わることができました。お互いの経営戦略、事業戦略に深く関連する話なので、そのタイミングに関われていることに大きなやりがいを感じます。

お客さまへの“提供価値”の重視

田中:アライアンスはすべてのSL領域が対象で、幅広く検討しています。そのうち、特に動いている分野といえば、金融とマーケティングでしょうか。

山内:ヘルスケアやエンタメも検討をしていますが、直近で公表させていただいているのは金融とマーケティングですね。

田中:アライアンスを進める上での意思決定はあらゆる観点から行いますが、特に重視する観点は提供価値であり、顧客体験です。新しい企業と組むことでドコモがどう変わり、お客さまへのサービスがどう変わるのか。それはどのくらい価値があるのか。経営陣はもちろん、企画する私たちは、この点はとても大切にしています。

山内:そうですね。そうした可能性のある企業を探すために、私自身は日ごろからSL領域に関連するニュースをチェックするようにしています。仕事中だけでなく、朝起きたらついつい見てしまいますね。

田中:私もあらゆる手段で情報収集しています。しっかり根拠とともに提案すれば、チャンスは得られる環境だと思います。自然と熱も入りますよね。なお、アライアンス推進室では、ベンチャーを見ている担当や、海外を見ているうち、海外駐在しているメンバーもいるので、鮮度の高い情報を得られる環境にあり、まだまだポテンシャルがあると思います。

山内:私たちはドコモで過去に事例のない取組みをすることが多いので、案件を推進するために社内の関係各所を積極的に巻き込んでいくことも大事になりますね。今後もアライアンスによってユーザーに喜ばれる新しいサービスを生み出していきたいと思っています。

裁量の大きさとスピード感、そしてフラットな職場環境

山内:アライアンス推進室の環境は、本当に自由だなと感じますね。キャリア採用が多いということもありますが、細かい業務の進め方等は個人に任される部分が多いです。外からドコモを見ている人のなかには、大企業で役所的な気質じゃないかと思っている方もいるでしょう。しかしそういったイメージは、アライアンス推進室に関しては当てはまりません。

田中:言いたいことは何でも言い合えるフラットな関係もアライアンス推進室の魅力ですね。お互い率直に議論するからこそ、よりよいアイデアに昇華することができていると思います。また、会社でみても、意思決定のスピードも早いですし、チャレンジングな判断も行っていると思います。これは、入社を検討している人にとって魅力ではないでしょうか。

山内:スピード感は、チーム方針としても大事にしているポイントです。M&Aや出資はタイミングが大事。いざという時にすぐ動けるように、日頃の業務も含めてスピード感を意識して動けるチームづくりを目指しています。

裁量の大きさとスピード感、そしてフラットな職場環境

田中:極端な言い方をすれば、アライアンスはずっと検討を続けている状態でも、すぐに大きな問題は起きません。だからこそ一人一人が使命感を持ち、アウトプットとバリューに拘って動き続けるチームであることが重要です。自分で課題を探し出し、自ら仕事を作っていける人と一緒に働きたいですね。

山内:私もほとんど同じで、能動的に動ける人に来てほしいと思っています。私たちは毎日ルーティンの仕事があるわけではなく、M&Aもタイミングによっては動きがあまりない時もあります。そういう時には、競合他社の動向を見たり、伸びているベンチャー企業の情報を収集したりしながら、常に自分で想像することが大事。こんな会社とアライアンスを組めたら面白いんじゃないかと考えて、動き続けることが求められます。

田中:ドコモに所属しているということは、ドコモという会社を使って新しいことにチャレンジできるということだと思います。もし、新しいことをはじめたいと思っている方がいて、それがドコモの活用に繋がりそうでしたら、ぜひ前向きに考えていただければと思います。

山内:新しいことをやりたいなら、実はベンチャーよりも大企業の方がやりやすいという面もありますよね。ヒト・モノ・カネが揃っていますから。世の中に新しいサービスを生み出したいという方は、ぜひチャレンジしてほしいです。一緒に頑張っていきましょう。

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