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スポーツとともにある“豊かな暮らし”を、
日本のライフスタイルに

上村 哲也

第二カスタマーサクセス部
株式会社愛知国際アリーナ(出向)COO / 運営・営業部 部長

上村 哲也

2004年大学卒業後、テレビ局に就職しスポーツ国際大会のPRを担当。その後、プロ野球球団の運営会社を経て、スポーツではない世界へ。マーケティングリサーチ会社、航空会社、鉄道会社でマーケターとしての経験を積む。2015年に再びスポーツの世界に戻り、2つの大きな国際大会の組織委員会にてマーケティングと戦略広報を歴任。大会終了後、2021年にドコモへ入社し、スポーツ&ライブビジネス室でベニュービジネスを担当する。2022年7月より株式会社愛知国際アリーナにCOO/運営・営業部長として赴任中。

アリーナ運営の既成概念を壊す、ドコモのベニュービジネス

オリンピックを目指し野球に明け暮れていた学生時代。怪我をして引退を余儀なくされた後もスポーツへの想いは止まず、卒業後はテレビ局に就職し、スポーツ国際大会中継のPRなど、スポーツ分野に従事してきました。その後、経験の幅を広げようとマーケティングを中心にしたキャリアを数社で経験しましたが、縁があって再びスポーツの世界へ。日本で開催された大きな国際大会の組織委員会で、マーケティングやチケッティング、戦略広報に携わることになりました。大会終了後には、今後開催されるスポーツ国際大会やチーム運営、また行政や宇宙ビジネスのマーケターなどの選択肢も検討しましたが、最も惹かれたのがドコモのスポーツビジネスです。スポーツの「する・みる・ささえる」全てを戦略的に行っているドコモだからこそスポーツを通した社会貢献が実現できると感じて、入社を決めました。お堅いイメージがあったので10回近く転職している自分を採用するドコモは懐が深いなと驚きましたけどね(笑)。

今は、この仕事に出会うためにキャリアを積み重ねてきたんだと思えるほど、これまでの経験がすべて活きていると感じています。もちろん、やってみると初めてのことも多いので、毎日背筋が伸びる思いです。現在担当しているのは、ドコモがはじめて運営主体となって参画する、愛知県新体育館(愛知国際アリーナ)プロジェクト。2025年夏に開業を予定している、世界水準のアリーナ空間と最先端のイノベーションを提供する次世代アリーナです。アリーナ運営には投資が必要で、企業体力が欠かせません。また、官民連携事業ですので信頼性や専門性も大切です。通信事業で地域や生活に根差してきたドコモにとって、ベニュービジネスとの親和性は非常に高い。さらに、ドコモの技術やサービスを提供できることで可能性は大きく広がっていきます。間違いなく、これまでの既成概念を壊すアリーナを実現することができるでしょう。

責任が重く大変なこともあるからこそ、ほかの仕事にはないダイナミックさを味わえる

元々日本では、スポーツは体育の延長という風潮があり、ビジネスとしての伸びしろはまだこれからだと思っています。僕たちは、スポーツやエンターテインメントが人生を豊かにするコンテンツだと信じています。海外では、休日にビールを飲みながら現地で観戦したり、パブリックビューイングを楽しむのが日常です。同じように日本でも、人生になくてはならないものとして、スポーツ・エンターテインメントとともにあるライフスタイルを創りたい。それが、我々の目指す世界です。

行政施設は時に“箱モノ”と呼ばれることもあり、建てたらそこで完結のようなイメージがあります。ところがそこにドコモが参入することで、ハード面だけにとどまらない拡張性を生み出すことができます。テクノロジーを駆使して、選手のスタッツやプレーをその場で手元のスマートフォンで見ることができたり、店舗やトイレの行列を解消したり。ほしいグッズをすぐに買えるようになれば、売上アップにも貢献できます。このようなスマートアリーナと呼ばれる施設はアメリカなどでは先行していますが、日本ではこれから本格化してきます。だからこそ、ドコモが参入する意義があり、成功させなければいけない領域だと感じています。

現在はアリーナの運営会社に出向し、責任者として運営・営業全般を担当しています。お客さまに感動・興奮・共感体験を提供し、幸せな気持ちでお帰りいただく。それが主な役割です。施設運営、イベント誘致、スポンサーシップ、マーケティング、ICT、飲食物販、ホスピタリティサービスなど、ベニュービジネスにはさまざまな業務があります。またそれぞれにおいて行政交渉、地域連携、株主企業各社との調整が発生するため、進捗は山あり谷あり。ですが、何十年もかけて運営し、条例や地図に残り、周りを巻きこんで地域全体を盛り上げていくこの仕事は、ほかでは味わえないほどダイナミックで、毎日がとても充実しています。

「夢」を熱く語り、「現実」を見て最後までやり抜く力を

「夢」を熱く語り、「現実」を見て最後までやり抜く力を

僕自身のキャリアも、年齢的にあと10数年です。スポーツに育ててもらった自分としては、これまでの経験をどれだけスポーツ分野に恩返しできるかが勝負どころでもあります。経営資源の豊かさや事業規模の大きさなども含めて、ドコモが生み出す可能性は無限大。完全にやり切りたいですね。今後の目標としては、まずこの愛知県新体育館プロジェクトを成功させ、やり遂げること。そしてその成功事例を横展開し、ほかのアリーナ・スタジアムとの協業ビジネスや、生活の潤いとなるサービス・コンテンツを各地に広げていくことを目指しています。

ドコモには、数字に強い人や構造をつくるのが得意な人、物事を前に進めることに長けた人などさまざまな人材がそろっており、一緒に業務を推進できることは大きな魅力です。中途採用者に求められているのは、そういった優秀なメンバーを巻き込んで、成功するまでやり抜く力。さらに管理職となると、ドコモの経営資源を使って大きな風呂敷を広げ、大きな夢を語れることも必要です。「夢」と「現実」の両方の視点を持った人が、大いに活躍できるのではないかと思います。

チームスポーツはポジションによって求められる特徴や役割が違います。ドコモも同じで、いろんな事業があり、いろんな人がいて、必ず自分に合ったポジションがある。もし転職を悩んでいる方がいれば、まずは飛び込んで話を聞いてほしいですね。より多くの人を幸せにできて、面白そうだと感じてもらえるポジションは絶対にあるはずです。僕自身は面接が楽しくて、それが決定打で入社を決めました。ぜひ、気軽に受けてみてください。

※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。

キャリアパス

2004

大学卒業後、テレビ局でスポーツ広報を担当。国際大会中継や番組制作に携わる。

2010

航空会社にて国や旅行コンテンツのブランディング、PRを手掛ける。

2012

鉄道会社において駅内、駅周辺の商業施設のマーケティングを担当する。

2015

ラグビーワールドカップの組織委員会にて何でも屋を拝命する。

2019

オリンピック・パラリンピックの組織委員会にて
メディア窓口構築や記者会見運営などの戦略広報を担当する。

2021

NTTドコモ入社。べニュービジネスの担当課長就任。

一日のスケジュール

06:00

06:00

起床後、新聞を読んでから家の周りを10kmランニング。

08:00

08:00

出勤途中でジムもしくはサウナ立ち寄り。

09:30

09:30

出勤し一日のスケジュール確認。
一日平均7会議あるので漏れのないように。

12:00

12:00

昼。工事現場内オフィスで勤務する同僚たち(写真)とランチ。

18:00

18:00

会議が一段落して、資料作成の時間。

20:30

20:30

退勤。近所の商店街の飲み屋を一軒ずつ巡っている。愛知名古屋は人との距離が近くビジネスパートナーとお会いすることも度々。

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