手のひらに乗る小さなデバイス一つで生活を豊かに。
目指すは世界標準の認証基盤を構築し、
世の中にあんしん・あんぜんを届けること。
マーケティングプラットフォーム本部
マーケティングプラットフォーム推進部
セキュリティサービス
会員・認証プラットフォーム担当
吉井 克
2009年新卒でメーカーに入社。国内外の通信キャリア向けのソリューション提案、IoT系新規事業のプロモーション・アライアンス業務、協創活動の事務局を経験。2020年4月にドコモに入社し、「dアカウント」のウェブサービス企画・開発を担当している。
お客様にあんしん・あんぜん・使いやすいを提供するために
2018年からビジネススクールに通っていたのですが、卒業を控えたタイミングで「学んだことを活かしたい」、「自分の志を実現したい」と強く感じ、転職を考える様になりました。いくつかの会社を見ましたが、その中でもドコモは様々なコンシューマサービスを提供しており、自分の仕事がよりダイレクトに世の中の方々の生活を豊かに出来るのではないかと考え、入社を決めました。元々、新しい知識を得ることが好きということもあり、資格取得支援や研修が豊富であること、かつワークインライフの考えが根付いていることも後押しになりましたね。
私が所属する組織は、社員18名、その内5名が中途入社です。そして、十数名の協働者メンバーの力も借りながら、標準化されたグローバルの最先端技術を活用し、セキュリティも利便性も高いレベルで兼ね揃えた認証サービスの提供を目指しています。世界標準の認証サービスを作り上げるため、NIST(米国国立標準技術研究所)のガイドラインをベースにドコモ版デジタルアイデンティティガイドラインを定め、FIDO※1やOpenID Connect※2といった世界の標準技術を活用しています。オリジナルの仕様ではなく、世界標準規格の技術を採用することで、より安全な認証サービスを創り上げることが出来ると考えており、チーム一丸となってこの事業に取り組んでいます。
その中で私は、認証基盤やdアカウントに関するお手続きといったWebで提供するサービスの企画・開発をメインに担当しています。企画書を作成する時は、競合他社の分析や測定データに基づき、徹底的にお客様目線に立って、より良い企画が立案出来る様、常日頃から意識をしています。世界標準の最先端技術に触れながら、人々の生活に必要なサービスの企画に携われることは影響力も非常に大きくやりがいに感じる部分ですね。また、ドコモの全サービス、dアカウントを導入しているパートナー企業が利用する基盤ということもあり、その重要性や責任感を感じながら仕事が出来るのも醍醐味です。
世界で戦える人材になりたい
セキュリティ業界の流れは速い上、コロナ前と比べてオンラインでのやりとりが増えており、オンライン上での認証の重要性がより一層増しています。そのため、我らの業務には今まで以上にスピード・正確さ・安全性が求められています。ドコモは多種多様なサービスを提供していますし、サービスを乗せるセキュリティ基盤が盤石でないと、問題が発生した際の影響が多岐にわたります。そのため、社内の様々な部署と連携しながら基盤を作り上げています。また、競合他社に後れを取らないようにするためにはどうしたらよいか、を常に考え企画・開発をしていますが、連携する部署が多いこともあり社内調整には少々時間がかかっているのも事実です。ですが、システムアーキテクチャの再構築やアジャイル開発の導入による開発スピード向上に加え、開発機能の導入プロセスの見直しを実施することで、市場に出すまでの期間を短縮出来る様、日々改善をおこなっています。
私が就活をしていた頃から日本の企業の売り上げは低下してきていて、日本企業全体の元気がなくなっているように感じます。そのころから漠然と「日本企業が再び世界で戦えるようにしたい」という想いが私にはありました。今回の転職理由の一つでもあり、ドコモでそれが叶えられると思ったのも決め手でした。売り上げだけをみればGAFAMと比較してもまだまだ及ぶレベルには達していません。しかし、ドコモは世界と戦える技術、サービス、人材がそろっています。だからこそ、「この手のひらに乗る小さなデバイス1つですべての用事を済ませたい」、というお客様の期待を実現することも可能だと信じています。そんなお客様の期待に寄り添いながら私に出来ることは世界標準の認証基盤を作り上げ、 “あんしん・あんぜんなWEBの世界を作り上げること”。そのベースを作り上げた先(未来)には、新しいサービスを創出していきたい。そして、世界と戦える人材になっていくことが私の目標です。
専門性を活かし集中できる環境がドコモにはある
ドコモでは働く環境が整っているのでワークインライフが実現できます。終業後は、ジムで軽く汗を流した後に近所の行きつけの串焼き屋さんで夕食をしたり、ビジネススクール仲間との勉強会や課外活動のMTGをオンラインで実施するなど、日々充実しています。いい仕事をするためには仕事だけでなく、プライベートや自己成長のための勉強時間を確保出来ることが大切だと思うんです。今の時代「仕事だけ」でもないですし、様々な働き方があるのでその点は柔軟に受け入れてくれる環境があって有難いですね。
近年ドコモでは中途採用を強化しており、私のチームも5名が中途入社です。そのため、様々なバックグラウンドを持つ方が集まっていて、中途社員、プロパー社員のそれぞれの知見、専門性を活かせているので、より相乗効果が生み出せていると思います。今後一緒に働く方には、自分なりの志を持ってビジネスでも技術でもプロマネでも、何か専門性を持っている方に仲間に加わってもらえたら嬉しいです。もし、まだ専門性が確立出来ていないと思っていたとしても、志があればそれに向かって会社の制度を使い倒して努力すればいい。使い倒せる制度も充実していますので安心して飛び込んでみてください。ぜひみなさんが持っている専門性を活かし、一緒に強い組織と世界標準の認証サービスを作っていきましょう。
※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。
キャリアパス
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2009
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大学院卒業後、新卒でメーカーに入社。通信キャリア向けソリューション提案
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2010
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IoT系新規事業のプロモーション/アライアンス業務
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2013
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海外モバイルキャリア向けソリューション提案
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2015
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B2C向けサービス企画・開発
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2019
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5Gを用いた新規議業の協創活動の事務局業務
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2020
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NTTドコモに転職。dアカウントのWebサービス企画・開発を担当
一日のスケジュール
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09:00
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在宅のためPCを立ちあげ、メール/Slackチェック
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09:30
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朝会など、部内でのMTGや企画書作成
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12:00
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お昼休憩。ここ2年リモートのため、糖質制限の食事を実施中
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13:00
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関係部門や業務委託メンバーとの進捗確認MTGなど
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18:00
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退勤。ジムで軽く汗を流した後、近所の行きつけの串焼き屋さんで夕食
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22:00
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ビジネススクール仲間と勉強会や課外活動のMTG(いずれもオンライン)