docomo meetup ドコモ社員と、カジュアルにお話してみませんか?

第5回docomo meetup
「ドコモが挑戦する『アリーナ』ビジネス立ち上げの魅力とやりがい、ぶっちゃけトーク」 開催レポート

こんにちは!docomo meetup事務局です。
4月21日(木)18:30~20:00にて第5回目のdocomo meetup「ドコモが挑戦する『アリーナ』ビジネス立ち上げの魅力とやりがい、ぶっちゃけトーク」を開催いたしました。参加者の方と弊社社員がフランクにお話ができ非常に盛り上がったイベントとなりました。お忙しい中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
本記事では当日の開催レポートをお届けしていきます。

“docomo meetup”とは?

“NTTドコモ”という会社は知っているけど、通信事業以外に何をやっているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
通信事業以外の領域って何があるのか?スマートライフ事業とは何なのか?ドコモが今後何を目指そうとしているのか?一体どんな社員がどんな仕事をしているのか…etc. そんな疑問をもつ方のために企画されたのがこの“docomo meetup”になります。いろいろな部署の社員が登壇し、担当している仕事の内容、仕事に対するやりがい、今後やりたいこと等をカジュアルにお話させていただき、参加者の方からのご質問にもインタラクティブにお答えするカジュアルな場となっております。

当日のアジェンダとタイムスケジュール

当日は以下の内容で進めさせていただきました。

  • 1、ご挨拶:自己紹介 … 18:30~18:35
  • 2、ドコモについてのご紹介 … 18:35~18:40
  • 3、アリーナビジネスについて … 18:40~18:50
  • 4、パネルディスカッション … 18:50~19:20
  • 5、Q&A … 19:20~19:50
  • 6、アンケート記入 … 19:50~20:00

登壇者自己紹介

天埜 貴仁

コンテンツビジネス部
スポーツ&ライブビジネス推進室
ベニュービジネス担当

天埜 貴仁

木下 枝美

コンテンツビジネス部
スポーツ&ライブビジネス推進室
ベニュービジネス担当

木下 枝美

柴田 亜由美

スマートライフ推進担当

柴田 亜由美

※当日の投影資料より一部抜粋

※所属組織はmeetup実施時のものです

当日はスポーツ&ライブビジネス推進室 べニュービジネス担当に所属し、キャリア採用にてドコモに入社した天埜貴仁、新卒入社でキャリアを歩まれている木下枝美の2名が登壇しました。キャリア入社と新卒入社ということでそれぞれ違った観点で入社の決め手やドコモの見え方をお話しいただきました。
ファシリテーターは柴田 亜由美(スマートライフ推進部スマートライフ推進担当)が務めました。

ドコモについてのご紹介(柴田)

ドコモについてのご紹介 スマートライフ事業における多様なサービス展開

ドコモというと“通信会社”のイメージが強いと思います。もちろん通信事業は重要な経営の柱ですが、通信を活用して通信事業以外の領域でも様々なサービスの開発に取り込んでいます。我々はそうした通信以外の領域の事業をスマートライフ事業と総称し、今回取り上げるアリーナビジネスもスマートライフ事業の中の1つの事業領域と位置付けています。今後、スマートライフ事業内の既存領域の強化と新たな事業領域の拡大に取り組んでまいります。具体的にお伝えすると、既存領域では金融・決済・エンタメの各領域を強化領域と位置づけ、新たな事業領域については電気、メディカル、XRの各事業領域が該当します。

スマートライフ事業の中期戦略として、2025年度全社収益の過半を法⼈事業と合計で創出するレベルまで大きく成長させることを掲げております。現在、スマートライフ事業は会社全体の3割程度の収益規模まで成長していますが、この事業をさらに成長させていく為、各事業領域において様々な取り組みを進めており、今回はその中のアリーナビジネスを取り上げ、参加者の方とコミュニケーションをとらせていただきました。

アリーナビジネスについて(木下)

国内のアリーナ事業の収益源は貸館や飲食事業がメインになっていますが、海外の最先端アリーナに目を向けると、それに加えてホスピタリティ、スポンサー事業があり、例として一人当たりの売上額が国内と比べて約7.5倍規模になる事例も存在します。
国内市場の動きとして、スポーツ市場規模を2025年までに15兆円規模の拡大を目指していて、多様な世代が集う交流拠点として2017年から2025年までに新たに20拠点を実現することが、経産省、及びスポーツ庁で提言されています。今月8日には、令和3年度「多様な世代が集う交流拠点としてのスタジアム・アリーナ」がスポーツ庁・経済産業省から発表され、我々が運営・参画している愛知アリーナを選定いただくことができました。国内のべニュー市場にはまだまだビジネスチャンスがあり、多機能かつ高い収益性を生み出すアリーナを実現したいと考えています。

アリーナビジネスについて1

スポーツ、音楽・エンターテインメントなどのコンテンツビジネスと呼ばれる価値の源泉は、コンテンツとべニューと考えています。その上で、私たちが持つ技術力、資本力の投資によってこれまでにない新しい価値を提供していきます。周辺施設、地域とのコミュニケーション促進、地域活性化の企画、検討・推進などによって新しいべニュービジネスの創造。そしてアリーナに関わる全ての方々に、感動・興奮・共感をうみだしていくのがドコモの提供価値だと考えています。

ドコモが参画しているアリーナは有明、神戸、愛知の3つになります。
有明アリーナにてドコモが持つテクノロジーを活用した施策を実施し、そのノウハウを神戸アリーナや愛知アリーナにも展開予定です。愛知アリーナについては2025年開業になりますが、ドコモが代表企業としてアリーナの運営・全般を担っています。
愛知県体育館は東京オリンピック開催時に完成した建物で、半世紀以上経過し、老朽化が進んでいます。2026年のアジア競技大会に向けて、愛知県新体育館(愛知アリーナ)として建て直すことになりました。
愛知アリーナは日本初となる世界水準の多目的アリーナを目指していて、音楽コンサートやスポーツの試合など、様々なワールドクラスのイベントを開催予定です。加えてグローバルクラスの空間設計により、これまでにない演者と観客が一体感・臨場感を味わえるような空間を設計し、より上質な体験を提供することも検討しています。
愛知アリーナとしての事業コンセプトとしてはグローバル、スマート、コミュニティの3つです。グローバルはワールドクラスのエンターテインメント体験を。スマートはイノベーションの力でつながる驚きと幸せを。コミュニティは地域と共生し発展するスポーツ・文化の拠点を。このグローバル×スマート×コミュニティを掛け合わせて、これまでのアリーナの概念を超える「感動」「興奮」「共感」を“ここ愛知”から生み出していきたいと思っています。

※参考:愛知国際アリーナ 公式サイト:https://aichi-arena.co.jp/

最後に組織のご紹介を簡単にさせていただきます。
べニュービジネス担当は、運営に参画しているアリーナ毎に検討チームが存在しているため、並行して検討しているアリーナのノウハウを相互に展開しています。本日登壇している木下と天埜は愛知アリーナを担当し、建築・設計チーム、運営チーム、コーポレートチームの大きく3つのチームに分かれています。

パネルディスカッション

以下の4つのテーマで柴田からに天埜、木下に質問しました。

  • ① なんでドコモを選んだの?
  • ② ドコモ社員の雰囲気は?
  • ③ 今普段どんな仕事をしているの?やりがいや苦労は?
  • ④ どんな働き方をしているの?

ドコモからアリーナビジネスはなかなか連想しにくいと思いますが、2人はなぜドコモでアリーナビジネスに携わりたいと思ったのか、どういうところにやりがいを感じているのか、は非常に気になる質問ではないでしょうか。アリーナビジネスに携わりたい方、ドコモをご検討していらっしゃる方は、是非ご参考にしていただけると幸いです。

その中でも今回は2つご紹介をさせていただきます。

パネルディスカッション1

① なんでドコモを選んだの?
天埜:私はつい最近公共機関からドコモに転職をしました。愛知県生まれ、愛知県育ち、かつ家族も愛知に住んでいて今後両親の介護等も考えたときに生活の拠点を愛知に移したいと考えていました。転職活動中に初めてドコモのアリーナ事業を知りました。公共機関にいたので体育館やアリーナは“公共機関で作っていくのが一般的”という考えの中、そういった新しい領域にチャレンジし、コミュニティ(地域)を大事にして事業を進めていきたいというところに非常に惹かれました。
また、働き方について、グループ全体でリモートワークを原則にするいうことをNTTの社長が言われており、かつ居住地制限の撤廃などもあって働き方がフレキシブルにできることも決め手となりました。

木下:私は新卒入社で現在5年目になります。新しいサービスを0→1で作りたい、かつ一般のユーザーに近い事業をやりたいと思っていて、0から作るとなるといろんな分野に事業があり展開している企業ということで、ドコモに入社を決めました。1~3年目までは新規サービスの立ち上げに携わっていて企画業務がメインでした。新しい価値を創出することは非常に面白く、やりがいに感じていたので上司にもずっと伝えていたところ、愛知アリーナという広い空間で新しい価値を作る仕事に携わらせていただくことになりました。比較的やりたい、挑戦したいといったことはきいてくれる環境があるのでありがたい環境です。

② 普段どんな業務をしているの?やりがいは?
木下:愛知アリーナのコーポレートを担当していて、一部運営にも携わっています。具体的には会社設立支援、オフィス環境整備、スマートアリーナの検討をしています。日本でもまだ実現できていない部分が多く、正解がないテーマに立ち向かっていくので、考えないといけないことが非常に多くその点は大変ではあります。ただ、事例がないからこそなんでもできるし、0から1を生み出せるのが非常に楽しいですし、苦労でもありつつやりがいにも感じています。
天埜:運営チームと連携しながら設計事務所との橋渡しをしています。やりたいことから実現できているのか、という視点から設計事務所と日々打ち合わせをしています。今は設計の最後の段階に入っていて近々工事が始まります。全て一つ一つ細かいところまで決めていかないといけない状況なのですが、自分の決定で膨大な金額の工事が決まってしまうので、頭を悩ませながら何がベストなのかを考えるのは少々苦労している点です。ただ、人生の中でこのくらい大きな規模のことをやることは限られた回数しかできないですし、ドコモという会社で新たなチャレンジとしてできるのは大きなやりがいです。入社して2か月しか経っていませんが、苦労よりもやりがいのほうが大きいと思います。

Q&A

参加者の方からご質問を受けてお答えするパートで、口頭もしくはチャットで受け付けました。ありがたいことに参加者の方からたくさんのご質問をいただき、大変盛り上がりました。
一部ご質問内容をご紹介させていただきます。

  • ・愛知アリーナの代表企業として各社とのコミュニケーションに時間を割いて業務を進めているか。課題となっているポイントはあるか?
  • ・今後チームに入ってくる方に期待することや、どういったキャリアや人間性を持った方に来てほしいと考えているか教えて下さい。
  • ・愛知アリーナプロジェクトを進める上で、最終的にユーザーとなるプロスポーツチームやイベント会社との意見交換することはありますでしょうか?そこでお困りのことはありますでしょうか?
  • ・海外企業とのやり取り等もありますでしょうか?英語を使う機会などありますか?
  • ・NTTグループさん内での連携もあるのでしょうか?とても大きなグループだと思うのでどのような形でつながっているのか気になりました。
  • ・リアルベニューでのビジネスは、「コロナ」という先が見えない課題があったり、メタバースというような、ある意味競合となりうるようなバーチャル空間の台頭もあると思います。ベニュービジネスの今後について、ぜひお二人が実現したいことや、野望などあれば教えてください。
  • ・今回ご紹介いただいたべニュービジネスにおいてアリーナといった拠点の数を増やしていくゴールと、各拠点で収益をグロースさせていく(コンテンツ誘致など)ゴールとあるかと思うのですが、現在の御社の業務においてはどちら寄りのバランスで取り組まれているイメージでしょうか?
  • ・構成企業に海外のアリーナ運営されているAEG様が参加されておりましたが、AEG様のプロモーター事業のイベント周りのやり取りも業務に入ってくるでしょうか?また、べニュービジネスではスポーツ、音楽イベントなどの種類の割合はどの程度になるでしょうか?
  • ・ICTを利用した新たなサービスというのは実証実験をしていく必要があると思うのですが、例えば実証実験を別の場所で行うことも業務の中の一部というイメージであっておりますでしょうか?

入社後のイメージを付けるためのご質問や、業務の進め方や組織についてなど、幅広い内容でのご質問をいただきました。転職を検討している方であれば気になることもざっくばらんにお答えさせていただいたので、よりドコモ、べニュービジネス担当で働くイメージがわいたのではないかと思います。

アンケート

docomo meetupのアンケート(感想など)を最後に記入いただき終了とさせていただきました。
docomo meetupは今回で5回目の実施となり多くの方々にご参加いただいております。5回目となりますが、まだまだ改善は必要だと思っています。参加者の方には有意義な時間にしてほしいですし、転職活動する上でうまく活用していただきたいと思い企画・運営をしております。そのため、何のパートが良かったか、理解が深まったのか、こうしてほしいという改善点を記入するようなアンケートにさせていただいています。
以下は一部アンケート結果を抜粋しご紹介させていただきます。

  • ・ポジティブな意見や、若手でも活き活きと活躍できそうな雰囲気をプレゼンテータのお二人から感じました。
  • ・社員の皆さまに質問をさせていただく時間が長かったため、参加者が気になる様々なことにご回答いただけた点が良かったです(QAの時間が短いセミナーも多くあるため)。
  • ・達成したい目標やご自身の持っている思い、苦労している点など現場の声が聞けた部分が良かったです。
  • ・実際に働かれる方のお話が聞け、募集概要だけではわからない部分に触れられた点は有益でした。
  • ・働いている方の生の声を聞けることが、今後自分が働く際のイメージが固まるため、助かります。
  • ・現場の方のリアルな声が聞けるのは、非常に参考になりました。やはり文字だけではわからないことがあるので、良い機会だったと思います。
  • ・実際にdocomoで働く方々の視点で仕事の面白さややりがいなどを聞けたこと。業務のイメージが湧き、志望度が上がりました。
  • ・Q&Aで多くの質問をする事ができ、その場でご回答頂けた事は非常に良かったです。
  • ・働き方に柔軟性があるところや新しいことに挑戦する文化があることを知れたことは有益な情報でした。
  • ・アリーナビジネスという、一見御社がどのような関わり方をされているのかわからないビジネスについて、お話を聞けてよかったです。

参加いただいた皆様がご丁寧に記入いただいたので、今後のmeetup運営に活用させていただきたいと思います。

まとめ

今回の第5回docomomeetupのイベントレポート、参考になりましたでしょうか。
通常の選考(面接)では質問をしにくいことも多いと思いますが、docomo meetupでは実際に働いている社員との会話を通して、より現場の目線でドコモ・現場の生の情報を知ることができるというメリットがあります。また、スマートライフ事業はまだまだ成長していく必要があり良い面だけではなく悪い面(改善したほうがいい点)も踏まえてお話しておりますので、ドコモの新たな一面を知れると思います。今後も様々な職種でdocomo meetupを開催していく予定でおりますので、是非当HPをこれからもチェックをお願いいたします。
最後に。
ドコモでは、今回docomo meetupを行ったべニュー領域の人材をはじめ、様々なキャリアを持つ人材をただいま募集しております。入社した社員はスマートライフ事業を中心に各事業で活躍しておりますので、当HPの募集ポジションをご覧いただければ幸いです。

是非一緒にドコモを使い倒しましょう!

募集ポジション Position

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