第6回docomo meetup
『【生配信】「実は●●です!」ドコモ社員がFinTech推進室の裏側をお話しします』開催レポート
こんにちは!docomo meetup事務局です。
5月31日(火)18:30~20:00にて第6回目のdocomo meetup『【生配信】「実は●●です!」ドコモ社員がFinTech推進室の裏側をお話しします』を開催いたしました。参加者の方と弊社社員がフランクにお話ができ非常に盛り上がったイベントとなりました。お忙しい中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
本記事では当日の開催レポートをお届けしていきます。
“docomo meetup”とは?
“NTTドコモ”という会社は知っているけど、通信事業以外に何をやっているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
通信事業以外の領域って何があるのか?スマートライフ事業とは何なのか?ドコモが今後何を目指そうとしているのか?一体どんな社員がどんな仕事をしているのか…etc. そんな疑問をもつ方のために企画されたのがこの“docomo meetup”になります。いろいろな部署の社員が登壇し、担当している仕事の内容、仕事に対するやりがい、今後やりたいこと等をカジュアルにお話させていただき、参加者の方からのご質問にもインタラクティブにお答えするカジュアルな場となっております。
当日のアジェンダとタイムスケジュール
当日は以下の内容で進めさせていただきました。
- 1、ご挨拶:自己紹介 … 18:30~18:35
- 2、ドコモについてのご紹介 … 18:35~18:40
- 3、FinTech事業について … 18:40~18:50
- 4、パネルディスカッション … 18:50~19:20
- 5、Q&A … 19:20~19:50
- 6、アンケート記入 … 19:50~20:00
登壇者自己紹介
金融ビジネス部
FinTech推進室
保険サービス担当
黒須 さゆり
金融ビジネス部
FinTech推進室
レンディングサービス企画担当
阿曽 桃香
スマートライフ推進担当
柴田 亜由美
※当日の投影資料より一部抜粋
※所属組織はmeetup実施時のものです
当日はFinTech推進室に所属し、キャリア採用にてドコモに入社した阿曽桃香、新卒入社以降、一貫してドコモでキャリアを歩んでいる黒須さゆりの2名が登壇しました。キャリア入社と新卒入社ということでそれぞれ違った観点で入社の決め手やドコモの見え方をお話しいただきました。
ファシリテーターは柴田 亜由美(スマートライフ推進部スマートライフ推進担当)が務めました。
ドコモについてのご紹介(柴田)
ドコモというと“通信会社”のイメージが強いと思います。もちろん通信事業は重要な経営の柱ですが、通信を活用して通信事業以外の領域でも様々なサービスの開発に取り組んでいます。我々はそうした通信以外の領域の事業をスマートライフ事業と総称し、今回取り上げるFintech事業もスマートライフ事業の中の1つの事業領域と位置付けています。今後、スマートライフ事業内の既存領域の強化と新たな事業領域の拡大に取り組んでまいります。具体的にお伝えすると、既存領域では金融・決済・エンタメの各領域を強化領域と位置づけ、新たな事業領域については電気、メディカル、XRの各事業領域が該当します。
スマートライフ事業の中期戦略として、2025年度には法人事業と合計で全社収益の過半を創出するレベルまで大きく成長させることを掲げております。現在、スマートライフ事業は会社全体の3割程度の収益規模まで成長していますが、この事業をさらに成長させていく為、各事業領域において様々な取り組みを進めており、今回はその中のFinTech事業を取り上げ、参加者の方とコミュニケーションをとらせていただきました。
FinTech事業について(黒須・阿曽)
まず組織の位置づけや取り組みについて簡単にお話しさせていただきます。FinTech推進室はスマートライフビジネス本部の金融ビジネス部の中にあり、通信と金融のサービスを融合した新しいサービスの提供を企画する組織です。FinTech制度担当、FinTechビジネス戦略、FinTechサービス企画、FinTechサービス推進、保険サービス、投資サービス、レンディングサービス企画、レンディングサービス推進、レンディングシステム開発といった担当があります。
私たちが携わる金融・決済分野はドコモを支える大きな柱の一つとなっています。そして私たちのミッションは、お金に関するお客様の不安やお困りごとを少しでも解消することにより、お客様の“Quality of Money Lifeに貢献すること”です。融資、保険、投資、口座、PFM(個人金融管理)といったサービスを検討していますが、サービス単体ではなくサービス間の連携を図ることでお客様への価値提供の最大化を目指しています。
続いて各サービスの説明をさせていただきます。
◆投資サービス:THEO+docomoはロボアドバイザーによるお任せ資産運用サービスです。お客様が運用したい金額をTHEO+docomoに入金すると、どの金融商品にどれだけの金額を投資すればよいかを自動で決めて運用できます。例えば、お客様がTHEO+docomo に10万円を入金した場合、2万円は米国株式に連動した投資商品、3万円はゴールドに連動した商品、残りは値動きが少ない債券に連動した商品で運用する、というようなお客様のリスクの許容度に応じて投資の配分を決めて運用してくれます。どの商品にいくら投資すればよいかを自分で考える必要がなく、判断をすべてお任せできるのが特徴となります。さらにドコモならではの利点としては、運用している金額に応じてdポイントが貯められるという点です。
◆融資サービス:全体のマーケット感として、無担保ローン市場規模は約11兆円で安定したマーケットになっており、20~60代の10人に1人が利用したことがある規模の領域です。貸金専業会社と呼ばれるようなアコム様やアイフル様、他にも銀行系の会社が主要なプレーヤーとなってマーケットを作っています。一方で、競合他社に関しても続々と参入が始まってきている状況です。ドコモとしても、今後どのようにしていくは検討段階となっております。
◆保険サービス:AIほけんというサービスは、お客様に合った保険・サービスを簡単にレコメンドしてくれるサービスです。4つの質問に答えるだけで自分に合った保険をレコメンドしてくれます。更にドコモに蓄積されているパーソナルデータの活用に同意いただくともっと簡単にレコメンドを受けられます。代表的な損害保険の商材が中心になっていて、生命保険のようにしっかりコンサルティングをしてほしいという方より、ライト、かつクイックに損保商品を契約されたい方をターゲットにした商品になっています。
◆家計簿サービス:「スマー簿」というサービスをマネーフォワード社と共同で提供しています。独自の機能としては、dアカウントでログインするだけでd払いやdカードといったドコモのサービス・ドコモの携帯電話の利用料金の情報が自動で連携されます。ご利用料金は無料ですが、有料オプションに加入いただくと連携する銀行数を増やすなど、よりご自身にあったプランにすることができます。
パネルディスカッション
以下4つのテーマで柴田から黒須、阿曽に質問しました。
- ① なぜドコモ/FinTech事業を選んだの?
- ② 具体的な仕事はどんなことをしているの?やりがいや苦労していることは?
- ③ ドコモ/担当/社員の雰囲気は?
- ④ ドコモに中途入社してぶっちゃけどう感じている?
数あるFinTech企業の中から、なぜドコモでFinTech事業に携わりたいと思ったのか。そして、入社してみてぶっちゃけどう思っているのか・・・!?など、非常に気になる質問ではないでしょうか。FinTech事業に携わりたい方、ドコモをご検討していらっしゃる方は、是非ご参考にしていただけると幸いです。
その中でも今回は2つご紹介をさせていただきます。
① なぜドコモ/FinTech事業を選んだの?
黒須:私は新卒入社なので「なぜドコモを選んだか」というところをお話しします。入社理由としては、いつも自分の一番そばにあって一利用者としても手放せない携帯電話が、さらに進化していくことに可能性を感じていたためです。中でもドコモは、国内シェアNO.1で数千万の顧客基盤があること、年間2,000億円を投資している研究開発に支えられた技術力があること、そして自分が携わる仕事が社会に大きな影響を与えられることに非常に魅力を感じてドコモに決めました。また、仕事とプライベートの両方を充実させたいという思いがあって、結婚や出産などのライフイベントを迎えても自分らしく継続して働ける会社だったことも入社の決め手になりました。
阿曽:前職では広告代理店にいてドコモをクライアントとして担当し、あくまでも事業支援の立場で集客業務の一端を担っていました。そこで、もっとビジネス全体を見て仕事をしたい、事業会社の立場で仕事をしたいという想いがだんだん強くなり、転職活動を始め、ドコモに入社をしました。ドコモを選んだ理由としては3つあります。1つ目は、大きな顧客基盤を有した企業で世の中に大きな影響を与えられ、顧客データや様々なリソースが潤沢である点です。2つ目は、事業領域が多岐にわたるので中長期的なキャリアを考えた時に様々なことを経験できて魅力的という点。3つ目は、前職でドコモの代理店担当として仕事をしていたこともあり、ドコモがどういうプロモーションをしていきたいとか、マーケティングで目指したいことも理解をしていて業務イメージもつきやすく、自身がすぐに活躍できる環境があると思った点です。私自身、金融領域は未経験でしたが、ドコモとしても金融領域においては未経験に近く、どんどん新しいものを作っていくフェーズということもあって、自分も会社と共に成長し、新しいものを生み出せるというところも魅力でした。
④ ドコモに中途入社してぶっちゃけどう感じている?
黒須:私は入社して良かったと思っています。理由としては2つあって、1つは仕事のやりがいの大きさ、もう1つは働きやすさです。膨大な顧客データを活用して自分が作ったサービスを多くのお客様に使っていただき、社会をも変えていけることに大きなやりがいを感じます。パートナー企業も業界トップクラスの企業からベンチャー企業まで多数の企業の方とお付き合いがあり、様々な業態の方から日々刺激をもらっています。働きやすさで言うと、私は小さい子供がいて、子育てをしながら仕事をしていますが、働き方に関する制度自体も整っているし、使いやすい風土があるので、すごく助かっています。在宅勤務やフレックス制度については、コロナ以降は積極的に使うようになったり、フレックス制度も以前はコアタイムがありましたが、今はコアタイムなしとなっており、社員からの意見を吸い上げながら日々進化していると感じます。年次有給休暇は取得しやすいですし、育児や介護のために使用できるライフプラン休暇という休暇制度もあり、年次有給休暇とは別に休みもとれるので、リフレッシュしやすいです。育児休暇からの復職した後の働き方についても、10年弱時短勤務を選択し、家庭を中心に勤務される社員もいますし、復職直後からフルタイムでバリバリ働いている社員もいます。このようにいろいろな働き方をされている社員がいますし、時代に合わせて会社の制度も良くなってきています。今は在宅勤務が中心となっていますが、連絡ツールとしてSlackを使用しています。Slackでは雑談チャンネルを作ったり、新しいメンバーが入ったらランチミーティングやリモート飲み会をしたりしています。
阿曽:私も入社して良かったというのが本音です。入社して良かった点は、仕事面でこういうキャリアを積んでいきたい、こういう業務をやっていきたいというところが確実に叶えられているところです。事業会社のビジネスを学びながら自分で意思決定し、世の中に出していけることにやりがいを感じています。また、前職の知見を周りの方が相談してくれたりするので、自分の居場所を早い段階で作ることができたのは良かったです。システムの複雑さは苦戦していたところではありますが、入社して1か月程度はチームメンバーが一緒に出社をしてくれてPCのセッティングを丁寧に教えてくれたので非常に助かりました。
Q&A
参加者の方からご質問を受けてお答えするパートで、口頭もしくはチャットで受け付けました。ありがたいことに参加者の方からたくさんのご質問をいただき、大変盛り上がりました。
一部ご質問内容をご紹介させていただきます。
- ・ドコモに転職する際に新たな領域にチャレンジすることに不安がなかったか。また通信の知識等のサポートはあるか。
- ・思っていたより多くの事業を展開しているが、通常の人事異動だけではなく、社内公募などの制度もあるのか。
- ・金融ビジネス部も穏やかな人が多いのか。
- ・担当を超えた交流はあるか。
- ・資料作成などで係数の管理はどうしているか。
- ・キャリア採用の年齢層や出身業界はどういった方が多いのか。
- ・ドコモの参入に対して保険会社は嫌がるのではないかと想定されるが保険会社とはどうやり取りしているか。
- ・男性で育休を取得している方はいるか。
入社後のイメージを付けるためのご質問や、業務の進め方や組織の雰囲気についてなど、幅広い内容でのご質問をいただきました。ざっくばらんにお答えさせていただいたので、よりドコモ、FinTech推進室で働くイメージがわいたのではないかと思います。
アンケート
docomo meetupのアンケート(感想など)を最後に記入いただき終了とさせていただきました。
docomo meetupは今回で6回目の実施となり多くの方々にご参加いただいております。参加者の方にとって有意義な時間となるよう、そしてこのmeetupをうまく活用していただきたいと思い企画・運営をしております。そのため、何のパートが良かったか、理解が深まったのか、こうしてほしいという改善点を記入するようなアンケートにさせていただいています。
以下は一部アンケート結果を抜粋しご紹介させていただきます。
- ・思いのほか「実は●●です!」に沿って本音でのお話を聞けたと思いました。
- ・金融機関から業界外への転職活動ということで、不安でしたが、みなさんのお話をお伺いして解消されました。今まで培ったスキルや知識を活用していきたいと感じました。
- ・実際に働いている方から様々な意見を聞くことができました。
- ・各事業の説明を端的に伝えてくれて、現場社員の感想や入社理由を聞けて大変参考になりました。
- ・社内の雰囲気や中途採用社員へのフォローを知ることができました。
- ・社員の方の生の声を聴くことができたり、新卒採用の方が多い印象の中で中途採用の方が活躍している部分等が見えてよかったです。
- ・中途採用の社員の方の生の声が聞けてよかったです。
- ・自身と近しい立場、年齢層の社員の方が本音ベースで業務内容や職場の雰囲気をお話しされていて、転職先を考える上で、大変参考になりました。
- ・実際に働いている方の話を通して、働きがいや働き方についてイメージすることができた点がよかったです。
- ・転職のご経験がある方からのお話も聞けた点、少人数開催で質問がしやすい環境がとても良かったです!
- ・より深く知るために、Q&Aの時間をもう少し長く取っていただきたかったです。
- ・具体的な業務の話ももう少し突っ込んで聞いてみたかったです。
いただいたご意見は今後のmeetup運営に活用させていただきたいと思います。
まとめ
今回の第6回docomo meetupのイベントレポート、参考になりましたでしょうか。
通常の選考(面接)では質問をしにくいことも多いと思いますが、docomo meetupでは実際に働いている社員との会話を通して、より現場の目線でドコモ・現場の生の情報を知ることができるというメリットがあります。また、スマートライフ事業はまだまだ成長していく必要があり良い面だけではなく悪い面(改善したほうがいい点)も踏まえてお話しておりますので、ドコモの新たな一面を知れると思います。今後も様々な職種でdocomo meetupを開催していく予定でおりますので、是非当HPをこれからもチェックをお願いいたします。
最後に。
ドコモでは、今回docomo meetupを行ったFinTech領域の人材をはじめ、様々なキャリアを持つ人材をただいま募集しております。入社した社員はスマートライフ事業を中心に各事業で活躍しておりますので、当HPの募集ポジションをご覧いただければ幸いです。
是非一緒にドコモを使い倒しましょう!
誰もが使うデジタルサービスを
docomoでつくってみませんか?