第7回docomo meetup
『ドコモが挑戦する「OMO事業」のビジネスの魅力、やりがい、仕事場雰囲気などぶっちゃけトーク!』開催レポート
こんにちは!docomo meetup事務局です。
6月30日(木)18:30~20:00にて第7回目のdocomo meetup『ドコモが挑戦する「OMO事業」のビジネスの魅力、やりがい、仕事場雰囲気などぶっちゃけトーク!』を開催いたしました。参加者の方と弊社社員がフランクにお話ができ非常に盛り上がったイベントとなりました。お忙しい中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
本記事では当日の開催レポートをお届けしていきます。
“docomo meetup”とは?
“NTTドコモ”という会社は知っているけど、通信事業以外に何をやっているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
通信事業以外の領域って何があるのか?スマートライフ事業とは何なのか?ドコモが今後何を目指そうとしているのか?一体どんな社員がどんな仕事をしているのか…etc. そんな疑問をもつ方のために企画されたのがこの“docomo meetup”になります。いろいろな部署の社員が登壇し、担当している仕事の内容、仕事に対するやりがい、今後やりたいこと等をカジュアルにお話させていただき、参加者の方からのご質問にもインタラクティブにお答えするカジュアルな場となっております。
当日のアジェンダとタイムスケジュール
当日は以下の内容で進めさせていただきました。
- 1、ご挨拶:自己紹介 … 18:30~18:35
- 2、ドコモについてのご紹介 … 18:35~18:40
- 3、OMO事業について … 18:40~18:50
- 4、パネルディスカッション … 18:50~19:20
- 5、Q&A … 19:20~19:50
- 6、アンケート記入 … 19:50~20:00
登壇者自己紹介
ウォレットビジネス部
OMO担当
内山 暁
ウォレットビジネス部
OMO担当
福田 裕徳
ウォレットビジネス部
OMO担当
寺澤 圭史
スマートライフ推進担当
柴田 亜由美
※当日の投影資料より一部抜粋
※所属組織はmeetup実施時のものです
当日はウォレットビジネス部OMOビジネス担当に所属し、キャリア採用にてドコモに入社した内山暁、福田裕徳、新卒入社以降、一貫してドコモでキャリアを歩んでいる寺澤圭史の3名が登壇しました。キャリア入社と新卒入社ということでそれぞれ違った観点で入社の決め手やドコモの見え方をお話しいただきました。
ファシリテーターは柴田 亜由美(スマートライフ推進部スマートライフ推進担当)が務めました。
ドコモについてのご紹介(柴田)
ドコモというと“通信会社”のイメージが強いと思います。もちろん通信事業は重要な経営の柱ですが、通信を活用して通信事業以外の領域でも様々なサービスの開発に取り組んでいます。我々はそうした通信以外の領域の事業をスマートライフ事業と総称し、今回取り上げるOMO事業もスマートライフ事業の中の1つの事業領域と位置付けています。今後、スマートライフ事業内の既存領域の強化と新たな事業領域の拡大に取り組んでまいります。具体的にお伝えすると、既存領域では金融・決済・エンタメの各領域を強化領域と位置づけ、新たな事業領域については電気、メディカル、XRの各事業領域が該当します。
スマートライフ事業の中期戦略として、2025年度には法人事業と合計で全社収益の過半を創出するレベルまで大きく成長させることを掲げております。現在、スマートライフ事業は会社全体の3割程度の収益規模まで成長していますが、この事業をさらに成長させていく為、各事業領域において様々な取り組みを進めており、今回はその中のOMO事業を取り上げ、参加者の方とコミュニケーションをとらせていただきました。
OMO事業について(寺澤・内山・福田)
まず組織の説明を簡単にさせていただきます。マーケティングプラットフォーム本部はドコモの持つ顧客基盤を中心としたエコシステムの推進や、会員様にかかわる接点の戦略策定やデジタルマーケティング基盤の整備を中心に見ている本部です。本部の中には4つの部があり、我々が所属しているのがウォレットビジネス部になります。ウォレットビジネス部は決済・ウォレットビジネスおよびOMOビジネスの推進に関することを見ている組織です。
ウォレットビジネス部の中でも我々はOMOビジネス担当というところにいて、OMO領域における新サービスの提案・企画をしています。その中でもサービス戦略、サービス企画・開発、サービス運用、デジタル販促支援チームの4つのチームがあります。OMOサービス全体の戦略やプロダクトの方向性を策定するチームには内山、加盟店様やメーカー様のサービスの企画・開発にかかわる要件定義を実施しているサービス企画・開発チームには寺澤、加盟店様の売り上げ・客数を伸ばすことをミッションにブランディング~レポートまでPDCAをまわしながら広告CRM施策の支援を実施しているチームには福田がおります。
我々はdポイント、d払いのサービスを中心に展開していますが、主にリテールのお客様やその先のメーカーのお客様にビジネスを提供しています。ドコモは通信事業で培ってきた約9,000万人の会員基盤のお客様に対して、ポイントや決済などのサービスを顧客接点として展開しながら、そこで得られたデータや各種アセットを通じて販促CRMや広告を各リテールのお客様やメーカーの企業様に展開しながらエコシステムを作っていきたいと考えています。
メディア接点を通じて、リアルな店舗やプロダクトを持つパートナー企業様に対しての送客や購買促進を販促・広告の両面から支えていくことを施行しています。例として、販促であればOne to Oneのメッセージをお送りしたレコメンドや、ユーザーに対してdポイントのインセンティブを使った販促を提供しています。今日参加している福田の仕事は、我々の販促・広告ツールをモノで売るのではなく、各社様の課題解決のために組み合わせたトータルのマーケティング支援として売ったり、各業界別にソリューションを企画し開発していくのを寺澤と一緒に行っています。このようなことを通じて加盟店様やメーカー企業様、中堅中小の企業様に対してトータルでのマーケティング支援を強化していきたいと考えています。
我々OMOビジネス担当としては、日本の小売サービスやメーカー様のDX化に寄与できるようなオンリー1のパートナー企業様になれるよう頑張っています。dポイントやd払いなどそれに付随したO2Oソリューションの立ち上がりを強化するために、デジタルチャネルソリューション(アプリ構築)を株式会社DearOneと一緒に行ったり、株式会社ドコモ・インサイトマーケティングと一緒にやっていたりと我々だけではなく他の事業会社とのパートナーシップを作ったうえで強化していきたいと考えています。
中期的な目標としては、マーケティングソリューションそのものを構築して各社様の課題に合わせてトータルでソリューションを提供し、並走できるようなパートナーになれるようマーケティングアセットを揃えているところです。
寺澤が主に担当している「スーパー販促プログラム」というマーケティングプラットフォームを簡単にご紹介させていただきます。dポイントやd払いのお客様に、各加盟店様がOne to Oneでメッセージ配信やレコメンドができるようなプラットフォームをdポイントやd払いのアプリの中に作っていて、それを自動的に配信できるような状態にしています。ストックされたユーザー様にダッシュボードから各加盟店様やメーカー様がすぐに情報配信できるような環境を用意し、配信結果を施策の効果売り上げまで確認できるようなマーケティングツールを展開しています。このようにCRMを展開しながら広告や販促、他ツールと組み合わせながら、お客様に対してトータルのマーケティング支援をしていきたいと考えています。
パネルディスカッション
以下の4つのテーマで柴田からに内山、福田、寺澤に質問しました。
- ① なぜドコモ/OMO事業を選んだの?
- ② 具体的な仕事はどんなことをしているの?やりがいや苦労していることは?
- ③ ドコモ/担当/社員の雰囲気は?
- ④ ドコモに中途入社してぶっちゃけどう感じている?
数ある企業の中から、なぜドコモでOMO事業に携わりたいと思ったのか。そして、入社してみてぶっちゃけどう思っているのか・・・!?など、非常に気になる質問ではないでしょうか。OMO事業に携わりたい方、ドコモを転職先としてご検討していらっしゃる方は、是非ご参考にしていただけると幸いです。
その中でも今回は2つご紹介をさせていただきます。
① なぜドコモ/OMO事業を選んだの?
福田:ドコモが持つ顧客データのポテンシャルを感じたのでOMO事業を選びました。ドコモのパーソナルデータ憲章(https://www.docomo.ne.jp/utility/personal_data/charter/)というものがあって、プライバシーポリシーの取り方が非常にしっかりしています。ドコモはいろんなデータを持っていますが、こんなデータも使えるの!?みたいなデータもお客様のマーケティングのために使用することが可能です。そのデータは最終的には購買に紐づいてきますので、デジマケの施策実行後の売り上げまで結び付けられる施策を考えられることに非常に興味がありドコモのOMO事業を選んでいます。
内山:私は転職活動時に3つの軸を持って活動していました。1つ目は、これまでの経験やキャリア、強みを活かせる環境であることで、スマートライフ領域が自身の経験を活かせて強みを生かせると思ったことです。2つ目は、今後中長期的にいろんな事業を経験しながらキャリアアップできる環境であることで、ドコモは様々な事業を展開していて一つの会社でいろんなことを経験できると思いました。3つ目は私自身初めての転職、かつ今まで新規事業に携わってきたので変革期にある事業会社で働きたいと思っていて、ドコモはまさに変革期にある会社だったためドコモを選びました。
寺澤:私は新卒入社でドコモに入社しているので新卒時の観点でなぜドコモなのか、そしてどういった経緯でOMO事業に携わっているのかお話しできればと思います。私は大学時代に通信系の研究や開発をやっていたので通信に携わりたいと思い通信系の会社を受けていました。その中でもドコモは事業の幅の広さや、安定性といったところが魅力で入社を決めました。入社後10年間はネットワーク関連の仕事に携わっていましたが、このままネットワークの仕事をしていても自身の市場価値やキャリアが閉鎖的になってしまうのではないか、自分のキャリアをもっと刺激的なものにしていきたい!と思いました。人事や上司には「新規事業に携わりたい。今までやってきたデータ関連の経験も活かしながら仕事がしたい」ということを伝え、希望が叶ってOMOビジネス担当に配属されました。異動してみていいなと思ったのは、ドコモは幅広い事業展開をしているので、自身がやりたいことがあれば私のように異動して携われる可能性がある点だと思います。
② 具体的な仕事はどんなことをしているの?やりがいや苦労していることは?
寺澤:私は主にサービスの企画・開発をしています。市場のニーズやdポイントをお客様に訴求していく、dポイントをフックに来店していただく(加盟店様への価値提供)ことを考えた時にどんな機能やユーザ体験を提供するといいか、とか新しいコンセプトを考えたりしています。更に、どうやったらこのアプリ実装が可能かとかサーバー側にどんな手を入れたらいいかなど、ビジネス要件からシステム要件に落としていって、様々な部署と調整をしたりしています。プロダクトに近い企画・開発ではありますが、企画という観点では中小に広げていこうという流れがあるので、コンセプト~開発~運用まで担当しています。このように全体のプロジェクトマネジメントをしているので、プロダクトを自分で考えて実現していけるのは非常にやりがいを感じます。
一方で、dポイントクラブアプリやd払いアプリは多くのユーザー様が使っているので、限られた開発リソースの中でどう効率的に開発ができるか、リリース時期も他のアプリ・サーバーをすべてこの時期に揃えてアジャイルで開発していくとなるとリリースの調整が多岐にわたり苦労している点でもあります。適切な価値提供を適切な時期にデリバリーすることが非常に重要になってきます。
内山:私は幅広く業務を担当させていただいています。戦略の仕事、サービスインの仕事をするときは経営企画部と話をしたり、プロモーション企画の時は広告宣伝に近い部門と話をしたり、開発の話であれば開発技術の部門の方と話をしたりと自分で考えながらもいろんな仕事を幅広でできるのでやりがいを感じています。一方で苦労している点としては、人的ネットワークがない中でいろんな方とコミュニケーションをとる必要があったのでその点は難しいところではありました。ただし、今まで出会ったことがないキャリアの方や同じ部署でもいろんなバックグラウンドを持ってる方たちが非常に多いので、苦労しつつも毎日刺激的な生活をしています。
福田:私はdポイントの加盟店様に向けてのデジマケ支援をやっています。ドコモが持つ媒体や会員様のデータ、インセンティブとして使えるポイント、などを組み合わせながらお客様の売り上げ増に繋げていきます。今日あるお客様と商談をしていて、こんなデータを活用してこんな媒体に出稿するのはどうですか?最終的にインセンティブはこのようにしましょう!と提案しプランを組みました。お客様からは「こんなデータも使えるの?」というリアクションもいただけて、そういったお声をいただけた時にはやりがいも感じます。ただ、いざふたを開けてみて結果が悪かった時は軌道修正するのも大変ですし、売り上げがこれだけ上がりますと保証できるものでもないので、バランスをとりながら提案することは苦労しているところでもあります。
Q&A
参加者の方からご質問を受けてお答えするパートで、口頭もしくはチャットで受け付けました。ありがたいことに参加者の方からたくさんのご質問をいただき、大変盛り上がりました。
一部ご質問内容をご紹介させていただきます。
- ・リモートワークの中でコミュニケーションに対する工夫は?
- ・なぜドコモは優しい人が多いのか?その要因は何なのか?
- ・一般的な一日の業務スケジュールを教えてほしい。MTGの数や個人タスクの捌く形を知りたい。
- ・加盟店支援について、業界や店舗ごとに課題があると思うが未経験の業界の課題を理解するのに苦労しないか?苦労する場合どのように対応しているのか?
- ・新規事業やサービスごとに異なる部門をまたぐ提案が発生すると思うが、どのような巻き込み方で突破を図っているか。ボトムアップやPJTとして進める等、教えてほしい。
- ・ナレッジ共有はなにか体系立ててやっているか?
- ・ドコモで働くにあたり重要な要素は?
- ・加盟店対応とコンシューマ向けの企画はどっちが多い?
入社後のイメージを付けるためのご質問や、業務の進め方や組織の雰囲気についてなど、幅広い内容でのご質問をいただきました。ざっくばらんにお答えさせていただいたので、よりドコモ、OMOビジネス担当で働くイメージがわいたのではないかと思います。
アンケート
docomo meetupのアンケート(感想など)を最後に記入いただき終了とさせていただきました。
docomo meetupは今回7回目の実施となり多くの方々にご参加いただいております。参加者の方にとって有意義な時間となるよう、そしてこのmeetupをうまく活用していただきたいと思い企画・運営をしております。そのため、何のパートが良かったか、理解が深まったのか、こうしてほしいという改善点を記入するようなアンケートにさせていただいています。
以下は一部アンケート結果を抜粋しご紹介させていただきます。
- ・実際の働いている方、中途採用の方からお話を聞けた点。特にどう仕事を進めているかわかり良かったです。
- ・説明の時間だけでなく質疑応答の時間も十分とっていただけて、企業のこと業務内容のことについて、理解が深まりました。
- ・社員の人達の雰囲気や仕事内容がわかったことが良かったです。
- ・ドコモの社内の雰囲気がよくわかりました。
- ・募集しているポジションについて細かく説明頂きまして理解しやすかったです。
- ・OMO事業の各取り組みを担当者から実例を交えて直接うかがえたことは良かったです。
- ・実際に働かれている方々の生の声を聴くことができた点が良かったです。
- ・社員の顔色が良く、質疑応答も丁寧に答えてくださり、良い雰囲気がよく伝わりました。
- ・会社の雰囲気や働く社員様の雰囲気、自身の貴社で働くイメージを持つことができ、とても有意義な時間でした。
いただいたご意見は今後のmeetup運営に活用させていただきたいと思います。
まとめ
今回の第7回docomo meetupのイベントレポート、参考になりましたでしょうか。
通常の選考(面接)では質問をしにくいことも多いと思いますが、docomo meetupでは実際に働いている社員との会話を通して、より現場の目線でドコモ・現場の生の情報を知ることができるというメリットがあります。また、スマートライフ事業はまだまだ成長していく必要があり良い面だけではなく悪い面(改善したほうがいい点)も踏まえてお話しておりますので、ドコモの新たな一面を知れると思います。今後も様々な職種でdocomo meetupを開催していく予定でおりますので、是非当HPをこれからもチェックをお願いいたします。
最後に。
ドコモでは、今回docomo meetupを行ったOMO領域の人材をはじめ、様々なキャリアを持つ人材をただいま募集しております。入社した社員はスマートライフ事業を中心に各事業で活躍しておりますので、当HPの募集ポジションをご覧いただければ幸いです。
是非一緒にドコモを使い倒しましょう!
誰もが使うデジタルサービスを
docomoでつくってみませんか?