第8回docomo meetup
『ドコモのエネルギー(でんき)分野で働くことについてドコモ社員とお話しませんか?』開催レポート
こんにちは!docomo meetup事務局です。
7月7日(木)18:30~20:00にて第8回目のdocomo meetup『ドコモのエネルギー(でんき)分野で働くことについてドコモ社員とお話しませんか?』を開催いたしました。参加者の方と弊社社員がフランクにお話ができ非常に盛り上がったイベントとなりました。お忙しい中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
本記事では当日の開催レポートをお届けしていきます。
“docomo meetup”とは?
“NTTドコモ”という会社は知っているけど、通信事業以外に何をやっているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
通信事業以外の領域って何があるのか?スマートライフ事業とは何なのか?ドコモが今後何を目指そうとしているのか?一体どんな社員がどんな仕事をしているのか…etc. そんな疑問をもつ方のために企画されたのがこの“docomo meetup”になります。いろいろな部署の社員が登壇し、担当している仕事の内容、仕事に対するやりがい、今後やりたいこと等をカジュアルにお話させていただき、参加者の方からのご質問にもインタラクティブにお答えするカジュアルな場となっております。
当日のアジェンダとタイムスケジュール
当日は以下の内容で進めさせていただきました。
- 1、ご挨拶:自己紹介 … 18:30~18:35
- 2、ドコモについてのご紹介 … 18:35~18:40
- 3、ドコモでんき事業について … 18:40~18:50
- 4、対話会 … 18:50~19:50
- 5、アンケート記入 … 19:50~20:00
登壇者自己紹介
ライフスタイルイノベーション部
エネルギー 事業企画担当
山本 圭佑
ライフスタイルイノベーション部
エネルギー 販売企画担当
砂岡 眞依
スマートライフ戦略部
人事戦略 採用担当
柴田 亜由美
※当日の投影資料より一部抜粋
※所属組織はmeetup実施時のものです
当日はライフスタイルイノベーション部エネルギー担当に所属し、キャリア採用にてドコモに入社した山本圭佑、新卒入社でキャリアを歩まれている砂岡眞依の2名が登壇しました。キャリア入社と新卒入社ということでそれぞれ違った観点で入社の決め手やドコモの見え方をお話しいただきました。
ファシリテーターは柴田 亜由美(スマートライフ戦略部人事戦略採用担当)が務めました。
ドコモについてのご紹介(柴田)
ドコモというと“通信会社”のイメージが強いと思います。もちろん通信事業は重要な経営の柱ですが、通信を活用して通信事業以外の領域でも様々なサービスの開発に取り込んでいます。我々はそうした通信以外の領域の事業をスマートライフ事業と総称し、今回取り上げる電力(ドコモでんき)事業もスマートライフ事業の中の1つの事業領域と位置付けています。今後、スマートライフ事業内の既存領域の強化と新たな事業領域の拡大に取り組んでまいります。具体的にお伝えすると、既存領域では金融・決済・エンタメの各領域を強化領域と位置づけ、新たな事業領域については本日のテーマである電力、メディカル、XRの各事業領域が該当します。
スマートライフ事業の中期戦略として、2025年度全社収益の過半を法⼈事業と合計で創出するレベルまで大きく成長させることを掲げております。現在、スマートライフ事業は会社全体の3割程度の収益規模まで成長していますが、この事業をさらに成長させていく為、各事業領域において様々な取り組みを進めており、今回はその中のドコモでんき事業を取り上げ、参加者の方とコミュニケーションをとらせていただきました。
ドコモでんき事業について(山本)
■参入意義・目的:
ドコモでんきは3月にサービス提供を開始しました。再生可能エネルギーの取り組みについては世界的にも推進が加速しているところで、再生可能エネルギーに置き換えていくという流れは今後更に進んでいくと思います。日本も2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言していたり、2030年に向けて温室効果ガス排出量の削減の目標を出していたりしていますが、ドコモもカーボンニュートラルを2030年に達成しようという目標を掲げています。
ドコモの経営の柱である「通信事業」では、グリーン5Gというサービスの提供を進めていて通信のCO2排出量をゼロにすることを掲げていますが、お客様の生活そのものをカーボンニュートラル推進していくことがドコモの使命として果たすべきところになっています。電力自由化が始まった2016年とは状況が大きく変わっていることもあり、改めてドコモとして参入する意義があるのではないかということで3月にサービス開始した次第です。
■エコシステムへの貢献:
ドコモでんきは環境貢献だけではなく、ビジネスとして貢献・収益化をし、成長させていく必要があります。今までドコモは個人個人の携帯契約のビジネスから、家の中のサービスというところで光や決済(クレジット)などへとサービス拡大をしてきていますが、電気といったエネルギー事業もまさにそこにあたると捉えていて、お客様のお財布の大きなウェイトを占めてくるものです。お客様をロイヤルカスタマー化していくことや、リテンションを強化していくことで収益も向上しながらより深くお付き合いをし、ドコモ単体ではなくグループ全体としてエコシステムの貢献をすることが可能になっています。
■ビジネスモデル:
NTTアノードエナジー社が小売り電気事業者として電力供給を行っていて、お客様フロントはドコモが行っています。ドコモの携帯回線含めてサービス提供をしているので、ドコモとより深くお付き合いいただきお客様に還元することが可能になっています。NTTアノードエナジー社は電力会社や卸売り電力市場から電力を調達しサービス提供をしており、NTTグループの強みを生かしながらモバイル、クレジットなどの相乗効果を得て収益、利益の向上を見込んでいます。
■サービススペック:
ドコモでんきは「Green」と「Basic」という2種類のプランを提供しています。
Greenは非化石証書を使用した実質的にCO2排出量がゼロの再生可能エネルギーの電気を利用できるプランで、地域電力会社の料金にプラスワンコイン(500円)で地球に貢献できるようになっています。dカードGOLD会員であれば対象プランの契約で還元率が10%になり、環境に配慮しながらお得に暮らしたい人におすすめのプランです。
Basicは基本料金と電力量料金が地域電力会社と同額に設定されています。還元率はGreenより低いですが、確実にお得に暮らしたいという方におすすめのプランです。
サービスが3月にスタートしたばかりということでもあるので、今後電気の販売だけではなくドコモの他サービスとつなげていくことでより拡大していく予定です。
対話会
今回は登壇者との対話会をメインセッションとしています。
参加者を3チームに分けブレイクアウトルームで登壇者とお話いただくような構成にしていて、登壇社員が各ルームで20分ずつお話して交代するという流れでした。より、ドコモについて、でんき事業について、登壇社員について、知っていただけるよう少人数制で対話を実施しました。
参加者の方からは非常に多くのご質問を受け登壇社員からざっくばらんにお答えさせていただいたので、ドコモ、エネルギー担当で働くイメージがよりわいたのではないかと思います。
一部対話会でのご質問内容をご紹介させていただきます。
- ・現在、小売り事業者にいるが請求はどこがやるのか?
- ・中途採用の割合は?
- ・自分の今の会社は中途の人が多いので、プロパーの人と仕事がうまくいくか心配だがどうか?
- ・カスタマーセンターの方は電力の知識がある人がやっているのか?
- ・電力関係の研修はあるか?今自分の会社には日経エネルギーの研修等があるが、外部の研修はあるか?
- ・普段の仕事の仕方は?
- ・業務内容について:アノードエナジーは蓄電池、DRを固めつつ、調達してくる。ドコモでんきが顧客チャネルを拡大していくということか?
- ・電力が厳しい場合は、顧客基盤を利用してdユーザーに呼びかける戦略等はできるか?
- ・新電力は収益性厳しいのでは?ドコモ内の在り方は?シュリンクも考えているのか。予想できる方針を教えてほしい。
- ・個人のライフスタイルにありとあらゆるものを取り込んで、通信だけではない生活を提案していこうという大きな目指すべきところがあると思うが、そもそもいろんな事業がある中でなぜ電力事業を選択したのか?
- ・個人の業務内容を知りたい。ドコモでんきの販拡に向けた営業企画になるのか?
- ・ドコモショップのような直営的なチャネルにラウンドして回るとかプロモーション提案したりはあるのか?
- ・基本的に家がオフィスで出勤するときは出張扱いになると思うが、実態として運用されているのか?
- ・チームで面と向かって会う頻度はどのくらい?居住地は東京周辺の方が多いのか?
※対話形式で行ったため一問一答ではなく、1つの質問から更に会話を深堀したり広げていったりとより参加者に楽しんでいただけるように進めさせていただきました。
対話会での登壇社員とファシリテーターの様子もご覧ください。
対話会では、入社後のイメージを付けるためのご質問や、業務の進め方や組織の雰囲気についてなど、幅広い内容でのご質問をいただき対話させていただきました。通常の面接や面談では聞けないような気になることもざっくばらんにお話ができ、よりドコモ社員を身近に感じていただけたのではないかと思います。
アンケート
docomo meetupのアンケート(感想など)を最後に記入いただき終了とさせていただきました。
docomo meetupは今回で8回目の実施となり毎度多くの方々にご参加いただいております。参加者の方にとって有意義な時間となるよう、そしてこのmeetupをうまく活用していただきたいと思い企画・運営をしております。そのため、何のパートが良かったか、理解が深まったのか、こうしてほしいという改善点を記入するようなアンケートにさせていただいています。
以下は一部アンケート結果を抜粋しご紹介させていただきます。
- ・実際に業務に従事されている方とお話する機会を頂くことで働くイメージを持つことができました。
- ・社員の方の顔を確認しながらとても良い雰囲気で場が進んでいたので、全体的に良いイメージに纏まりました。
- ・実際に働く際のイメージが持てた。
- ・多くの質問を異なる方にぶつけることができてよかったです。真摯にご回答いただきありがとうございました。
- ・web形式であること。対面よりも会話し易く、雰囲気も良かった。
- ・自分が働いている分野とは違う分野ではありますが、スキルなどを持っていればその点は気にせず働けることが分かり良かったです。
- ・現場だけでは分からない社内の雰囲気が感じることができました。またチームワークも感じました。とても貴重な機会をいただき感謝しています。
- ・もう少し一人一人の登壇者様とお話するお時間を頂けると良かったです。
- ・前段の説明をもう少し簡潔に、対話会の時間をもっと長くとって頂きたかった。
- ・登壇者の方のより詳しい自己紹介が、事前に分かるようにしていただけるとより深い質問を聞くことができるので、可能な限り紹介文などがあるとうれしいです。
- ・グループで時間が区切られていて話の途中で終話してしまったのでもっと長く話をしたかったです。
参加いただいた皆様からご丁寧に記入いただいたので、次回meetupではいただいたご意見を参考に改善を図っていきたいと思います。
まとめ
今回の第8回docomo meetupのイベントレポート、参考になりましたでしょうか。
通常の選考(面接)では質問をしにくいことも多いと思いますが、docomo meetupでは実際に働いている社員との会話を通して、より現場の目線でドコモ・現場の生の情報を知ることができるというメリットがあります。また、スマートライフ事業はまだまだ成長していく必要があり良い面だけではなく悪い面(改善したほうがいい点)も踏まえてお話しておりますので、ドコモの新たな一面を知れると思います。今後も様々な職種でdocomo meetupを開催していく予定でおりますので、是非当HPをこれからもチェックをお願いいたします。
最後に。
ドコモでは、今回docomo meetupを行ったエネルギー(でんき)領域の人材をはじめ、様々なキャリアを持つ人材をただいま募集しております。入社した社員はスマートライフ事業を中心に各事業で活躍しておりますので、当HPの募集ポジションをご覧いただければ幸いです。
是非一緒にドコモを使い倒しましょう!
誰もが使うデジタルサービスを
docomoでつくってみませんか?