第9回docomo meetup
『新設部署第二カスタマーサクセス部!ドコモのデータを活用したビジネス創出、スポーツ・エンタメ分野での新規ビジネス創出など、”新たな挑戦”についてドコモ社員と話しませんか?』開催レポート
こんにちは!docomo meetup事務局です。
9月6日(火)18:30~20:00にて第9回目のdocomo meetup『新設部署第二カスタマーサクセス部!ドコモのデータを活用したビジネス創出、スポーツ・エンタメ分野での新規ビジネス創出など、”新たな挑戦”についてドコモ社員と話しませんか?』を開催いたしました。参加者の方と弊社社員がフランクにお話ができ非常に盛り上がったイベントとなりました。お忙しい中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
本記事では当日の開催レポートをお届けしていきます。
“docomo meetup”とは?
“NTTドコモ”という会社は知っているけど、通信事業以外に何をやっているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
通信事業以外の領域って何があるのか?スマートライフ事業とは何なのか?ドコモが今後何を目指そうとしているのか?一体どんな社員がどんな仕事をしているのか…etc.
そんな疑問をもつ方のために企画されたのがこの“docomo meetup”になります。いろいろな部署の社員が登壇し、担当している仕事の内容、仕事に対するやりがい、今後やりたいこと等をカジュアルにお話させていただき、参加者の方からのご質問にもインタラクティブにお答えするカジュアルな場となっております。
当日のアジェンダとタイムスケジュール
当日は以下の内容で進めさせていただきました。
- 1、ご挨拶:自己紹介 … 18:30~18:35
- 2、ドコモ・スマートライフカンパニーについてのご紹介 … 18:35~18:40
- 3、第二カスタマーサクセス部について … 18:40~18:50
- 4、対話会 … 18:50~19:50
- 5、アンケート記入 … 19:50~20:00
登壇者自己紹介
第二カスタマーサクセス部
アライアンス担当
久米田 修平
第二カスタマーサクセス部
マーケティングサポート担当
長尾 岳
第二カスタマーサクセス部
スポーツ&ライブビジネス室
ベニュービジネス担当
中川 将治
第二カスタマーサクセス部
スポーツ&ライブビジネス室
パートナー協創担当
松田 奈々
スマートライフ戦略部
人事戦略 採用担当
柴田 亜由美
※当日の投影資料より一部抜粋
※所属組織はmeetup実施時のものです
当日は第二カスタマーサクセス部に所属し、キャリア採用にてドコモに入社した久米田修平、長尾岳、新卒入社でキャリアを歩まれている中川将治、松田奈々の4名が登壇しました。キャリア入社と新卒入社ということでそれぞれ違った観点で入社の決め手やドコモの見え方をお話しいただきました。
ファシリテーターは柴田 亜由美(スマートライフ戦略部人事戦略採用担当)が務めました。
ドコモ・スマートライフカンパニーについてのご紹介(柴田)
ドコモというと“通信会社”のイメージが強いと思います。もちろん通信事業は重要な経営の柱ですが、通信を活用して通信事業以外の領域でも様々なサービスの開発に取り込んでいます。我々はそうした通信以外の領域の事業をスマートライフ事業と総称し、今回取り上げる新規ビジネス領域事業もスマートライフ事業の中の1つの事業領域と位置付けています。今後、スマートライフ事業内の既存領域の強化と新たな事業領域の拡大に取り組んでまいります。具体的にお伝えすると、既存領域では金融・決済・エンタメの各領域を強化領域と位置づけ、新たな事業領域については直近で発表させていただいているでんき事業への参入やメディカル・XR等となります。
スマートライフ事業の中期戦略として、2025年度全社収益の過半を法⼈事業と合計で創出するレベルまで大きく成長させることを掲げております。現在、スマートライフ事業は会社全体の3割程度の収益規模まで成長していますが、この事業をさらに成長させていく為、各事業領域において様々な取り組みを進めており、今回はその中の事業を取り上げ、参加者の方とコミュニケーションをとらせていただきました。
ここからスマートライフカンパニーについて紹介します。
先ほどお伝えしましたが、2025年度に向け目指している収益倍増に向け、スマートライフ分野の変革を強力に推進・実現するために7月にスマートライフカンパニーが設立されました。
スマートライフカンパニーは14の組織から成り立っており、BtoBtoCのビジネス拡大に向けたパートナー様への営業活動を事業としているのが第一・第二カスタマーサクセス部となります。今回登壇している社員がいる第二カスタマーサクセス部は、メーカーやスポーツ、べニューに関わるビジネスパートナー様向けの事業を担当しています。
第二カスタマーサクセス部の事業背景としては、お客様の変化、企業の変化があります。
スマホが普及したことでオンライン・オフラインの垣根がなくなり、場所や時間にとらわれることなくお客様とつながることができるようになりました。
アーティストのライブもオンラインで購入することで、ライブ前後にイベントやアルバム情報を流したり等、ライブに行って終わりではなくその前後にアーティスト、ファンクラブ、事務所がつながりを持てるようなマーケティング活動なども進めています。
第二カスタマーサクセス部では、新しいファンマーケティングをメーカーやスポーツパートナー等に提案・実現する事業を行っています。商品開発から販売までを、第二カスタマーサクセス部がトータルで支援しているので、よりパートナー様と広く深くつながることができ、また、ドコモの9,000万にものぼる顧客基盤データを活用することにより、お客様のニーズにあった商品の提供や企画ができるため、新しい価値を提供できるようになりました。
この顧客基盤を磨き上げることでスマートライフカンパニーのエコシステムの要となり、新しいファンマーケティングを実現していきます。
ドコモ第二カスタマーサクセス部の事業・役割について
アライアンス担当業務について(アライアンス担当 久米田)
アライアンス担当では、主にコンシューマ向け商材を扱っているメーカー企業様に対してファンマーケティングを支援する営業活動を行っています。メーカー企業様は、一般的に流通や小売企業様を通して商品を販売されているので、自社商品をどういうユーザーが購入したのかという顧客理解や、自社商品を購入してくれたユーザーが継続的に購入してくれるようにするにはどうしたらよいか等のお悩みや課題感を抱えている場合がございます。そのようなメーカー企業様へドコモのデータやアセットを活用することで、精緻なターゲティングによる商品の販売促進から、自社商品を購入されたユーザーデータの蓄積、そしてユーザーごとのone to oneのコミュニケーションを行っていくことが、アライアンス担当で進めているファンマーケティングの取組みです。
マーケティングサポート業務について(マーケティングサポート担当 長尾)
久米田さんがアライアンス担当としてフロントでメーカー様に向き合っているのですが、私たちのマーケティングサポート担当はアライアンス担当を支援する業務を行っています。具体的にはメーカー様に対して売り上げ促進や営業促進ためにドコモメリットを生かした広告やデータ蓄積など個別パッケージを作るのがマーケティングサポート担当の業務となります。例えば、消費財メーカーにはスーパーやドラッグでポイントバックキャンペーン、家電メーカー様には自社ECでの販促をしてデータ蓄積して新商品に生かしましょう等、1つ1つカスタマイズして営業担当者のサポートを行っています。
また、広告商材を作る別の部署と連携を取ったり、メーカー様は基本的にスーパー等小売店を通しているので、その流通に関わる加盟店様との向き合いを行っている第一カスタマーサクセス部との連携・サポートも行います。このように、多くの部署とバランスを取りながら、全体の支援を行っています。
べニュービジネスについて(スポーツ&ライブビジネス室 べニュービジネス担当 中川)
「べニュー」という言葉にあまり馴染みがないかもしれませんが、アリーナやスタジアムといったスポーツやライブなどのエンターテイメントが開催される「施設」のことだととらえていただければよいと思います。ドコモとしてはこれまでもデジタルの世界でのコンテンツビジネスや、蓄積されたデータを活用したデジタルマーケティングなどに取り組んできましたが、これからはそれらをリアルの場でもしっかりやっていくというのが、ドコモとしての新たなビジネスの挑戦となります。
そういったものをここにあるようにリアルのプラットフォームとして3つのアリーナで実現するための準備をしています。
私自身は2025年の愛知アリーナの開業に向けた運営企画、設計管理、そしてスマートアリーナの実現に向けた検討を行っています。アリーナビジネスそのものをしっかりと強いものにした上で、今までドコモが培っていたデジタルプラットフォームをうまく連結させることで、アリーナ運営のDXの推進、メタバースやXRなどをリアルの世界とどう繋げて新たな感動体験を創造していくかを考え設計したり、ドコモとして膨大なデータを収集するのみならず、集めたデータをリアルの場(アリーナ等)に生かすようなことを今までにはない全く新たなべニュービジネスとして取り組んでいます。
パートナー協創ビジネスについて(スポーツ&ライブビジネス室 パートナー協創担当 松田)
パートナー協創担当は、資料に記載のスポーツチームと一緒に既存ファンのエンゲージメントの向上、およびドコモの強みを活かしてスポーツチーム単体では難しい新規ファンの獲得をミッションとしてサービス企画をしています。
アリーナやスタジアム等のべニューといわれる箱を運営する同じ室のべニュー担当とも日々連携をし、スポーツ業界全体への価値提供に加えてマネタイズができるビジネスモデルを目指しています。
私が現在担当させて頂いているのは読売ジャイアンツ様ですが、室としては他にも阪神タイガース様、Jリーグ様、川崎ブレイブサンダーズ様等、様々なスポーツチームと協業の検討をしております。読売ジャイアンツ様とは2022年6月21日にローンチした、場内向けに試合中の選手の表情やバックネット裏からのアングルなどをお手元のスマートフォンでお楽しみいただける5Gマルチアングルサービスやドコモ会員基盤データと位置情報等を活用したデジタルマーケティングでファンの方がさらにエンゲージメントが高まるような仕掛けは何か戦略を練っております。他にも阪神タイガース様とはNFT等、幅広く新規事業を企画・創出している担当となります。
対話会
今回は登壇者との対話会をメインセッションとしています。
参加者を2チームに分けブレイクアウトルームで登壇者とお話いただくような構成にしていて、登壇社員が各ルームで30分ずつお話して交代するという流れでした。より、ドコモについて、第二カスタマーサクセス部の事業について、登壇社員について、知っていただけるよう少人数制で対話を実施しました。
参加者の方からは非常に多くのご質問を受け登壇社員からざっくばらんにお答えさせていただいたので、新規ビジネス領域で働くイメージがよりわいたのではないかと思います。
一部対話会でのご質問内容をご紹介させていただきます。
- ・パートナーを広げていく方針もあるのか。例えばラグビーやバスケなど様々な分野があるのでそのあたりを聞きたい。
- ・かなり多くの人数を採用する動きがあるようだが、スマートライフカンパニーの強みや、足りない部分など教えてほしい。
- ・ポイント・QRコード決済はどちらも競合が多い分野だが、貴社のソリューションにどのような強みと弱みがあるか。
- ・専門性を持った人が必要とのことだが、例えばどういう専門性が求められるか。
- ・ファンマーケティングについては、どのようにエンドユーザの声を拾っているのか。
- ・スポーツビジネスはお金の生み出しが難しいと思うが、どう考えているか。
- ・アリーナについては初めてのハードへの投資となるが、どうしてこのような経営判断、投資するに至ったのか。
- ・アリーナで試合がない日をどう活用するか?
- ・入社してみての良いギャップ・悪いギャップは?
- ・直近1週間の働き方の流れについて教えてほしい。
※対話形式で行ったため一問一答ではなく、1つの質問から更に会話を深堀したり広げていったりとより参加者に楽しんでいただけるように進めさせていただきました。
対話会での登壇社員とファシリテーターの様子もご覧ください。
対話会では、入社後のイメージを付けるためのご質問や、業務の進め方や組織の雰囲気についてなど、幅広い内容でのご質問をいただき対話させていただきました。通常の面接や面談では聞けないような気になることもざっくばらんにお話ができ、よりドコモ社員を身近に感じていただけたのではないかと思います。
アンケート
docomo meetupのアンケート(感想など)を最後に記入いただき終了とさせていただきました。
docomo meetupは今回で9回目の実施となり毎度多くの方々にご参加いただいております。参加者の方にとって有意義な時間となるよう、そしてこのmeetupをうまく活用していただきたいと思い企画・運営をしております。そのため、何のパートが良かったか、理解が深まったのか、こうしてほしいという改善点を記入するようなアンケートにさせていただいています。
以下は一部アンケート結果を抜粋しご紹介させていただきます。
- ・明るく仲が良いチームの雰囲気が伝わってきたのがとても好印象でよかったです。
- ・ざっくばらんに話を伺えてよかったです。
- ・文字上だけでは理解しきれなかった業務内容をより詳しく知れたこと、御社の雰囲気を知ることができてよかったです。
- ・登壇者の方々との対話を通してドコモの社風について知ることができたので良かったです。
- ・実際に働いている方の生の声をお伺いできたので、具体的に働くイメージがわいたのが大変ありがたかったです。
- ・冒頭の資料説明をもう少しゆっくりお話しいただきたかったです。
- ・各担当者様の具体的なミッションの背景や業務についてお伺いできてよかったです。
- ・新卒、中途両方のバックグラウンドの方々の働き方について聞けたので有意義な時間でした。
- ・ドコモが持っているソリューションの強みと弱みがわかりました。
- ・一日の業務内容や残業等、サイト上ではわからないことまで気さくに教えていただいた点が良かったです。
参加いただいた皆様からご丁寧に記入いただいたので、次回meetupではいただいたご意見を参考に改善を図っていきたいと思います。
まとめ
今回の第9回docomomeetupのイベントレポート、参考になりましたでしょうか。
通常の選考(面接)では質問をしにくいことも多いと思いますが、docomomeetupでは実際に働いている社員との会話を通して、より現場の目線でドコモ・現場の生の情報を知ることができるというメリットがあります。また、スマートライフ事業はまだまだ成長していく必要があり良い面だけではなく悪い面(改善したほうがいい点)も踏まえてお話しておりますので、ドコモの新たな一面を知れると思います。今後も様々な職種でdocomomeetupを開催していく予定でおりますので、是非当HPをこれからもチェックをお願いいたします。
最後に。
ドコモでは、今回docomomeetupを行ったデータを活用した新規ビジネス領域の人材をはじめ、様々なキャリアを持つ人材を積極採用中です。入社した社員はスマートライフ事業を中心に各事業で活躍しておりますので、当HPの募集ポジションをご覧いただければ幸いです。
是非一緒にドコモを使い倒し世界を変えていきましょう!
誰もが使うデジタルサービスを
docomoでつくってみませんか?