docomo meetup ドコモ社員と、カジュアルにお話してみませんか?

第10回docomo meetup
『パーソルキャリア共同開催/決済サービスの過去・現在・未来』開催レポート

こんにちは!docomo meetup事務局です。
12月14日(水)19:30~21:00にて第10回目のdocomo meetup『パーソルキャリア共同開催/決済サービスの過去・現在・未来』を開催いたしました。パーソルキャリア様との共同開催という初の試みでしたが、決済サービスの過去・現在・未来についての熱い思いをお届けできたのではないかと思います。また、質疑応答においても参加者の方から多く質問が飛び交い、有意義な時間となりました。お忙しい中ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
本記事では当日の開催レポートをお届けしていきます。

“docomo meetup”とは?

“NTTドコモ”という会社は知っているけど、通信事業以外に何をやっているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
通信事業以外の領域って何があるのか?スマートライフ事業とは何なのか?ドコモが今後何を目指そうとしているのか?一体どんな社員がどんな仕事をしているのか…etc.
そんな疑問をもつ方のために企画されたのがこの“docomo meetup”になります。いろいろな部署の社員が登壇し、担当している仕事の内容、仕事に対するやりがい、今後やりたいこと等をカジュアルにお話させていただき、参加者の方からのご質問にもインタラクティブにお答えするカジュアルな場となっております。

当日のアジェンダとタイムスケジュール

当日は以下の内容で進めさせていただきました。

  • 1、ご挨拶:自己紹介 … 19:30~19:35
  • 2、ドコモ・スマートライフカンパニーについてのご紹介 … 19:35~19:40
  • 3、決済事業について … 19:40~19:50
  • 4、登壇者での対談 … 19:50~20:25
  • 5、Q&A … 20:25~20:55
  • 6、アンケート記入 … 20:55~21:00

登壇者自己紹介

荒井 崇史

ウォレットサービス部
ペイメントサービス 企画担当

荒井 崇史

大場 明摩

パーソルキャリア株式会社
エージェント事業部
リクルーティングアドバイザー
(NTTドコモ担当)

大場 明摩

梅田 宅真

パーソルキャリア株式会社
ハイキャリア支援統括部
クライアントキャリアアドバイザー
(NTTドコモ担当)

梅田 宅真

柴田 亜由美

スマートライフ戦略部
人事戦略 採用担当

柴田 亜由美

※当日の投影資料より一部抜粋

※所属組織はmeetup実施時のものです

当日はパーソルキャリア株式会社の大場様・梅田様、NTTドコモ ウォレットサービス部ペイメントサービス企画担当課長の荒井崇史が登壇しました。
ファシリテーターは柴田 亜由美(スマートライフ戦略部人事戦略採用担当)が務めました。

ドコモ・スマートライフカンパニーについてのご紹介(柴田)

ドコモについてのご紹介

ドコモというと“通信会社”のイメージが強いと思います。もちろん通信事業は重要な経営の柱ですが、通信を活用して通信事業以外の領域でも様々なサービスの開発に取り込んでいます。我々はそうした通信以外の領域の事業をスマートライフ事業と総称し、今回取り上げる新規ビジネス領域事業もスマートライフ事業の中の1つの事業領域と位置付けています。今後、スマートライフ事業内の既存領域の強化と新たな事業領域の拡大に取り組んでまいります。具体的にお伝えすると、既存領域では金融・決済・エンタメの各領域を強化領域と位置づけ、新たな事業領域については直近で発表させていただいているでんき事業への参入やメディカル・XR等となります。

ドコモについてのご紹介

スマートライフ事業の中期戦略として、2025年度全社収益の過半を法⼈事業と合計で創出するレベルまで大きく成長させることを掲げております。現在、スマートライフ事業は会社全体の3割程度の収益規模まで成長していますが、この事業をさらに成長させていく為、各事業領域において様々な取り組みを進めております。

ドコモについてのご紹介

ここから、SLCについて紹介します。
2025年度に向け目指している収益倍増に向け、スマートライフ分野の変革を強力に推進・実現するために7月にスマートライフカンパニーが設立されました。
スマートライフカンパニーは現在13の組織から成り立っており、決済・ウォレットビジネス、FinTech(保険・投資)などに関する業務を行っているのがウォレットサービス部となります。今回登壇している荒井がいるウォレットサービス部ペイメント担当は、ペイメント(d払い、dポイントクラブ)の事業・サービス企画を担当しています。

ドコモの決済事業について(荒井)

ドコモの決済事業について

ドコモの決済事業は大きく分けて3つあり、①d払い②dカード③電子マネーiDをdポイントクラブという会員基盤の上でサービスを運用しています。。この決済手段はユーザーの利便性に合わせて使い分けていくというのがドコモの基本的な方針になっており、三位一体で決済事業を最大化させていく方向です。
d払いは主にコンビニ・スーパー利用がメインになっていますが、オンライン決済であるアマゾン・メルカリ等でも多く使われています。

d払いの特徴は6つあります。まず1つ目はdポイントクラブの会員母体と一体となっているという点です。dポイントクラブは約9,000万の会員基盤として存在し、その基盤上にd払いがあります。
2つ目はドコモが毎年進呈している2,500億ポイントを利用していくための手段としてd払いがあり、規模感が非常に大きいという点です。3つ目は常時お得なキャンペーンを実施している点です。キャンペーンについてはテレビCM等でも打ち出しをしているので見たことがある方も多いのではないかと思います。

d払いとは

4つめは他社と異なり、携帯電話料金と合算できる点です。d払いであれば、回線をお持ちであれば合算可能ですぐに始めることが可能です。5つ目はミニアプリが充実している点です。ミニアプリとは「d払いアプリ」内で利用できるオプション機能のようなもので他社と比較しても多いです。6つ目は、リアルチャネル(ドコモショップ)が存在している点です。d払いアプリの設定や使い方についても丁寧にフォローしてくれるのはメリットだと感じています。

d払いの成長

続いてd払いの成長度について簡単にお伝えします。dアプリのダウンロード数は2020年度から2021年度にかけて125%UPしました。また、取扱高も2021年度1Qから2022年度1Qで比較すると142%UPし、更に対象店舗数も2020年度から2021年度で比較すると133%UPしています。これらのすべてにおいてまだまだ伸びる余地はあり、実際今現在も大きく伸びています。
また、数字以外だと、プロダクトの進化があります。2018年4月のd払い開始以降、ウォレット機能(送金・チャージ機能)・ミニアプリを出し、メルペイ様と共同のQRをリリース。、スーパー販促プログラムという加盟店様に対するマーケティングプラットフォームを出す等、毎年いろんな機能を追加しています。今まで別々だったiDやFinTech系の部署が今年一緒になったことから、今はこのiDやFinTechに関するサービスがd払いにどんどん融合され成長し続けています。

努力/アピールポイント

最後にドコモの決済事業について紹介します。
年々拡大しているキャッシュレス市場ですが、ドコモでも金融・決済分野は非常に力を入れている領域なので大変なことも多々ありますし忙しいのは事実あります。ただ、ニュースでも1日1回はキャッシュレスや金融の話が出てくるように、注目されている市場、いわゆる社会の真ん中で“ドコモのd払い”を動かしているというダイナミックさや社会へ大きな影響を与えているという大きなやりがいも味わうことができるので充実度は非常に高いです。自分で作ったサービスやキャンペーンが世の中に出ていくので、コンビニやスーパー、ドラッグストアなどで見かけたときは自分の肌で影響力の大きさを感じることができるので嬉しさや達成感があります。

また、ドコモはいろんなサービスを展開しているため様々なデータを持っています。そのデータを使ってプロダクトを考えたり、マーケティングすることで効果的なキャンペーンを実施することもできるのでデータ活用の幅の広さは非常に魅力的です。

登壇者での対談(荒井×パーソルキャリア)

今回は登壇者との対談をメインセッションとしています。
パーソルキャリアの大場様・梅田様からドコモについて、決済事業についてなど質問を投げかけていただき、対談を実施しました。

一部対談内容をご紹介させていただきます。

パーソルキャリア:過去から未来へとありますが、ここまで金融領域に舵を切ったきっかけは何でしょうか。
荒井:ドコモポイントをdポイントに変えた時期からでしょうか。当時は、競合他社の動きもあり、社内ではモバイル以外で収益を得ていくべきという声が高まっていた時期でした。生活に根差した「決済」にしないと今後ドコモの発展はない、とー。ビックデータの活用も踏まえて金融領域への拡大に向けて舵切りをしました。その流れでFintechも力を入れています。

パーソルキャリア:幅広いドコモの金融サービスの中での「決済」の立ち位置について教えてください。
荒井:決済は今の金融領域でいうと、売上高・利益含めても大きな柱となっていまして、さらに次の柱はfintech系の金融領域のサービスだと考えています。

パーソルキャリア:これから打ち出していこうとしている金融サービスについて教えてください。
荒井:やらなければいけないことはたくさんありますが、「使う・貯める・備える」を意識して進めおり、バンク機能・投資証券・保険、住宅ローン等、家計に関係するサービスだと思っています。最近開始したdスマートバンクについても、使いやすいよう機能を拡充していくべきと話しています。

パーソルキャリア:未来へ向けた視点での考え方をお聞かせください。
荒井:金融決済領域というのは、土地で例えるとかなりいい立地(一等地)にあると言えるのではないでしょうか。そんなd払いという一等地に「決済」という1階建てが建っている。ただし1階は母体なので、これが強くないと2階以上が建ちません。ここを強くするのがペイメントサービス担当の仕事です。そして、更にその上に2階をどうやって建てていくかということが我々が考えていることです。2階建てにとどまらず、2階に素晴らしいサービスが乗った上で3階以上、最終的には高層マンションになるくらいまで考えていかなくてはいけないと思っています。強い母体の上にいかにサービスが垂直に用意できている状態を作っていくこと、それが今後やっていくべきことだと思っています。

パーソルキャリア:競合他社との戦い方について教えてください。
荒井:戦略部門の我々にて、競合他社にどの部分で戦っていくかということ、つまり、ユーザーに選んでもらえる部分を決めた上で、細かく磨きこんでいきます。ユーザーに身近に寄り添ったかたちで、困ったときにd払いを使ってもらえるようなプロダクト作りをしていきたいですね。例えば、私たちは分からないことがあったらググると思いますが、金融で困ったら「d払い」と思ってもらえるようなプロダクトにしていきたいんです。ユーザー提案型の企業もありますが、困ったときに開いてもらえるアプリを目指していきたい。そのためには金融領域を守備範囲広く担っている必要があります。既に提供している保険・投資・家計簿アプリ等のラインナップは持ってはいるので、うまく組み合わせていきたいですし、今足りない部分についても、ドコモであれば用意ができます。したがって、今後の戦い方という点では、このようにラインナップを充実させることで、「困ったときに開いてもらえるアプリになっていくこと」だと思っています。

パーソルキャリア:求めている人材像や、選考にあたっての担当業務の判断方法についてはいかがでしょうか。
荒井:まずこの分野は正解がないですし、他社との違いを作っていかないといけないため、状況を理解しながら能動的に考えて仕事を進められる方と一緒に働きたいと思っています。d払いアプリをどのようによくしていったらいいかを本気になって一緒に考えていただきたいです。具体的な業務は、戦略を考える業務、改善に向けたPDCAを回す業務、分析業務の3つで、応募いただいた方のご志向とお持ちのスキルセットによって判断させていただきます。現状、この3ポジション全て足りていない状況となりますので、ご経験されてきた方やご興味を持っていただける方であれば、是非応募いただきたいです。

Q&A

参加者の方からは非常に多くのご質問を受け、荒井からざっくばらんにお答えさせていただいたので、ドコモ、ペイメントサービス担当で働くイメージがよりわいたのではないかと思います。
一部ご質問内容をご紹介させていただきます。

  • ・判断のスピード感について知りたいです。
  • ・ドコモの規模にもかかわらず、なぜチームメンバーが少ないのでしょうか。
  • ・決済ターゲットについては、競合他社の「一番使っている層」ではなく「困った時に開いてもらえるd払い」ということでしょうか。
  • ・ドコモは顧客への訴求力が弱いと感じています。d払いを使いたいと思わせる魅力訴求をどのように考えていますか。
  • ・d払いのキャリアフリー戦略と"d"冠のブランド戦略が他キャリアユーザーの利用障壁になっていると思いますが、いかがでしょうか?
  • ・基幹システムの開発期間について教えてほしいです。
  • ・大きな構想は伺いましたが、スモールターゲットは何でしょうか。
  • ・海外の似たようなサービスでまねようと思ったものはありますか?

当日の登壇社員とファシリテーターの様子もご覧ください。

<4名の写真>
4名の写真

アンケート

docomo meetupのアンケート(感想など)を最後に記入いただき終了とさせていただきました。
docomo meetupは今回で10回目の実施となり毎度多くの方々にご参加いただいております。参加者の方にとって有意義な時間となるよう、そしてこのmeetupをうまく活用していただきたいと思い企画・運営をしております。そのため、何のパートが良かったか、理解が深まったのか、こうしてほしいという改善点を記入するようなアンケートにさせていただいています。
以下は一部アンケート結果を抜粋しご紹介させていただきます。

  • ・質問内容にざっくばらんに答えていただけてとてもよかったです。
  • ・決済事業の説明やQAの中で荒井さんが率直に回答されており、企業の良いところも悪いところも含めた課題感等、正直な回答にとても好感が持て、信頼できた。
  • ・企業の考え方のみではなく、現場の責任者の方の見解を伺えてよかったです。
  • ・今後やっていこうという方針や思いを理解できました。
  • ・企業HPや求人情報だけでは伝わりきらない内容をお話いただき、今回の募集ポジションへのイメージが深まりました。
  • ・会社の中の立ち位置や今後の課題、競合他社との差別化ポイントが聞けたのは有益でした。

参加いただいた皆様からご丁寧に記入いただいたので、次回meetupではいただいたご意見を参考に改善を図っていきたいと思います。

まとめ

今回の第10回docomomeetupのイベントレポート、参考になりましたでしょうか。
通常の選考(面接)では質問をしにくいことも多いと思いますが、docomomeetupでは実際に働いている社員との会話を通して、より現場の目線でドコモ・現場の生の情報を知ることができるというメリットがあります。また、スマートライフ事業はまだまだ成長していく必要があり良い面だけではなく悪い面(改善したほうがいい点)も踏まえてお話しておりますので、ドコモの新たな一面を知れると思います。今後も様々な職種でdocomomeetupを開催していく予定でおりますので、是非当HPをこれからもチェックをお願いいたします。
最後に。
ドコモでは、今回docomomeetupを行った決済領域の人材をはじめ、様々なキャリアを持つ人材を募集しております。入社した社員はスマートライフ事業を中心に各事業で活躍しておりますので、当HPの募集ポジションをご覧いただければ幸いです。

是非一緒にドコモを使い倒しましょう!

募集ポジション Position

誰もが使うデジタルサービスを
docomoでつくってみませんか?