第12回docomo meetup
『~約4,700万人規模のお客さまに使っていただくd払い×Fintechのアジャイル開発の魅力とやりがい~』開催レポート
こんにちは!docomo meetup事務局です。
2月8日(水)18:30~20:00にて第12回目のdocomo meetup『~約4,700万人規模のお客さまに使っていただくd払い×Fintechのアジャイル開発の魅力とやりがい~』を開催いたしました。参加者の方と弊社社員がフランクにお話ができ非常に盛り上がったイベントとなりました。お忙しいなかご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
本記事では当日の開催レポートをお届けしていきます。
“docomo meetup”とは?
“ドコモ”という会社は知っているけど、通信事業以外に何をやっているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
通信事業以外の領域って何があるのか?スマートライフ事業とは何なのか?ドコモが今後何を目指そうとしているのか?一体どんな社員がどんな仕事をしているのか…etc. そんな疑問をもつ方のために企画されたのがこの“docomo meetup”になります。いろいろな部署の社員が登壇し、担当している仕事の内容、仕事に対するやりがい、今後やりたいことなどをカジュアルにお話させていただき、参加者の方からのご質問にもインタラクティブにお答えするカジュアルな場となっております。
当日のアジェンダとタイムスケジュール
当日は以下の内容で進めさせていただきました。
- 1、ご挨拶:自己紹介 … 18:30~18:35
- 2、ドコモ・スマートライフカンパニーについてのご紹介 … 18:35~18:40
- 3、決済・Fintech事業について … 18:40~18:55
- 4、パネルディスカッション … 18:55~19:25
- 5、Q&A … 19:25~19:55
- 6、アンケート記入 … 19:55~20:00
登壇者自己紹介
プロダクトデザイン部
ウォレットサービス担当
森本 晃司
プロダクトデザイン部
ウォレットサービス担当
渡邊 弘祐
プロダクトデザイン部
ウォレットサービス担当
大久保 雄亮
スマートライフ戦略部
人事戦略 採用担当
柴田 亜由美
※当日の投影資料より一部抜粋
※所属組織はmeetup実施時のものです
当日はプロダクトデザイン部ウォレットサービス担当に所属し、新卒入社でキャリアを歩んできている森本、キャリア採用にてドコモに入社した渡邊、大久保の3名が登壇しました。キャリア入社と新卒入社ということで、それぞれ違った観点で入社の決め手やドコモの見え方を聞きました。
ファシリテーターは柴田 亜由美(スマートライフ戦略部人事戦略採用担当)が務めました。
ドコモ・スマートライフカンパニーについてのご紹介(柴田)
ドコモというと“通信会社”のイメージが強いと思います。もちろん通信事業は重要な経営の柱ですが、通信事業以外の領域でも様々なサービスの開発に取り込んでいます。我々はそうした通信以外の領域の事業をスマートライフ事業と総称し、様々な領域に取り組んでいます。
ドコモのブランドスローガンとして掲げているのが「あなたと世界を変えていく」というメッセージです。この「あなた」はビジネスパートナーの方や社員、お客さま以外の関係者などもさしており、みんなで世界を変えていこうという意味があります。
スマートライフ事業は既存領域の強化と新たな事業領域の拡大という二軸で動いています。既存領域では本日お話いただく金融・決済領域や映像・エンタメ領域などがあり、新たな事業領域ではでんき事業への参入やメディカル・XRなどとなります。
スマートライフ事業の中期戦略として、2025年度全社収益の過半を法⼈事業と合計で創出するレベルまで大きく成長させることを掲げております。現在、スマートライフ事業は会社全体の3割程度の収益規模まで成長していますが、この事業をさらに成長させていき、各事業領域において様々なサービスと連携をし、お客さまに新しい価値を提供していこうと考えています。
今回のmeetupでは、資料右上の領域にある、決済とFinTechを中心にお話をさせていただきます。
ここから、スマートライフカンパニーについて簡単に紹介します。
2025年度目指している収益倍増に向け、スマートライフ分野の変革を強力に推進・実現するために7月にスマートライフカンパニーが設立されました。
スマートライフカンパニーは現在13の組織から成り立っており、プロダクトデザイン部は、開発のプロとして各ビジネスユニットと一体となって動いている組織です。なかでも今回登壇いただいている、プロダクトデザイン部ウォレットサービス担当の3名については、ウォレットサービス部専任の担当となっております。
決済・FinTech事業について(森本)
我々は、ウォレットサービス部でd払いやFinTech事業を運営・推進しているメンバーと一緒になって開発を行っているチームです。「つかう、ふやす、そなえる。 毎日を豊かにするFinTechを、もっと身近にあたり前に。」というスローガンのもとに、もっと身近に金融・決済を感じて使っていただこうと事業を運営しています。
まずは、d払いから説明します。
ドコモの決済事業はd払いとdカードとiDの3種類となっており、さらにdポイントとの連携で社内では「四身一体」と呼んでいます。この4つが一体となりお客さまに価値を提供していくために日々挑戦を続けています。
d払いは、バーコード決済とオンライン決済の2種類で、一番手軽なのは携帯料金と合算して使っていただく方法です。その他にも支払い方法を選んで使っていただくことが可能です。
d払いの特徴としては6つあります。まず1つ目はdポイントクラブの会員母体と一体となっているという点です。dポイントクラブは約9,000万の会員基盤として存在し、その基盤上にd払いがあります。
2つ目は毎年2,500億ポイントをお客さまに提供しており、非常に大きい経済圏を形成していることです。
3つ目は常時お得なキャンペーンを実施しており、日々お得を感じていただける点です。
4つめは支払い方法が多様な点です
5つ目は決済以外の機能を強化している点です。現在も「モバイルオーダー」など、ミニアプリと呼んでいるものや、メッセージ機能でお得情報を発信するなど、メディアとして価値を高めていくことも考えています。
6つ目は、リアルチャネル(ドコモショップ)が存在している点です。ケータイ電話教室などを使って、お客さまに実際に便利を実感していただくといった取組みも行っています。
d払いは、2018年4月からスタートし、毎年機能強化を進めてきました。今年度はスマートライフカンパニー発足とともにiD・FinTech事業と統合し、さらにお得に感じていただけるようなサービスに成長させていこうと進めています。
最後に、組織の紹介です。
iDやd払い、投資・保険などのサービスを行っているウォレットサービス部のサービス開発を担うのがプロダクトデザイン部の役割です。基幹システムは情報システム部、認証システムはサービスデザイン部、キャンペーンについては営業本部だったりと様々な部署と連携して仕事をしています。併せて、dカード主管であるクレジットサービス部とは密に連携しています。このように様々な部と連携して仕事ができるのはこの仕事の面白いところです。
我々が所属するウォレットサービス担当のチーム構成ですが、d払いチーム、FinTechチームの2つに分かれていて、それぞれさらに4つのチームがあります。
パネルディスカッション
以下の4つのテーマで柴田から、森本、渡邊、大久保に質問しました。
- ① なぜドコモ/金融・決済事業を選んだの?
- ② 具体的な仕事はどんなことをしているの?やりがいや苦労していることは?
- ③ ドコモ/担当/社員の雰囲気は?
- ④ ドコモに中途入社してぶっちゃけどう感じている?
数ある企業の中から、なぜドコモで金融・決済事業に携わりたいと思ったのか。そして、入社してみてぶっちゃけどう思っているのか・・・!?など、非常に気になる質問ではないでしょうか。金融・決済事業に携わりたい方、ドコモを転職先としてご検討していらっしゃる方は、ぜひご参考にしていただけると幸いです。
そのなかでも今回は2つご紹介をさせていただきます。
一部内容をご紹介させていただきます。
① なぜドコモ/金融・決済事業を選んだの?
森本:入社後12年間、大手法人向けのシステム受託プリセールスなど、支店の法人営業をひととおり経験したため、次のステップとして本社で経験を積みたいという気持ちから社内公募の制度を利用し今の部署に異動しました。なぜこの担当を選んだのかでいうと、世のなかにもインパクトを与える業務を手掛けてみたかったのが大きな理由です。
渡邊:前職で観光事業を展開していましたが、必ず決済というプロセスが必要なことから、金融決済事業を知っていた方が絶対メリットがあると感じていたんです。ちょうどそのタイミングに会社戦略が大きく変わり、ドコモが決済事業を手掛けていることを知り、思い切って応募しました。ドコモは事業領域が幅広スケールも大きいからこそ多くのサービスとの親和性や可能性も大きく、他社と比べて魅力を感じましたね。
大久保:前職はお客さま先に常駐して業務を行っていました。携われる範囲が狭くもどかしさを感じていました。そんな時に転職サイトで何気なく求人検索をしドコモの求人を見つけました。「ドコモ」「金融」というキーワードをが入っていて、今までは携帯事業のイメージしかなかったですが金融領域や他領域でも事業展開をしていて面白そう、と思い選考を受け今に至ります。現在は投資や家計簿のサービスを担当しています。
④ ドコモに中途入社してぶっちゃけどう感じている?
大久保:ワークライフバランスがよくなったと感じています。リモートワーク制度では出社、リモートを日によって使い分けたり、スーパーフレックス制度では早い時間帯に業務を開始し夕方に終わらせるなどライフスタイルに合わせて働いています。最近2人目の子どもが産まれたのでリモートワークやスーパーフレックス制度をうまく使って家族とかかわる時間を増やしています。以前よりも家族との時間が増えたので、仕事に加えて家庭内も充実していて楽しいです。
渡邊:私のチームでも、仕事一筋という人もいれば、プライベートも重視している方もいて、どちらも重要と思ってくれる文化があり、ワークインライフという考え方が根付いているのが非常によいところだと思います。キャリア採用HPの社員インタビュー記事でも多くの社員が仕事を人生の一部として楽しんでいる話をしていますが、入ってみてそのとおりだと感じています。
森本:自分のスキルアップややりたい事業にチャレンジできる余力があるのがドコモのよさと感じています。また、ドコモが今まで培ってきた安心感や信頼度があるので、社外の方からの信頼度は非常に高く大きい仕事を任せてもらうことが多くやりがいに繋がっています。以前、課題と思っていたこともありましたが、中途入社の方も多くなってきて、会社の体制や仕事の仕方などもだんだん解消されてきていると実感しています。
Q&A
参加者の方からのご質問に、ざっくばらんにお答えさせていただいたので、ドコモ、プロダクトデザイン部ウォレットサービス担当で働くイメージがよりわいたのではないかと思います。
一部ご質問内容をご紹介させていただきます。
- ・SIerでのシステム開発と、プロダクトデザイン部でのサービス開発において、実際の業務内容や求められる能力の面で異なる点をご教示いただきたいです。
- ・中途入社の方で、前職が全く御社での仕事内容と異なる方はいるのでしょうか。
- ・ドコモはリモートワークがかなり進んでいるイメージがあるのですが、社員同士のコミュニケーションに困る場面がないのか教えていただけますでしょうか。
- ・ビジネス部門やベンダーとの調整も多いということですが、担当者レベルで、打合せ(管理)と開発・運用などの作業の比率はどの程度になるでしょうか?役割ごとに異なるのかと思いますが、参考に教えていただきたいです。
当日の登壇社員とファシリテーターの様子もご覧ください。
アンケート
docomo meetupのアンケート(感想など)を最後に記入いただき終了とさせていただきました。
docomo meetupは今回で12回目の実施となり毎度多くの方々にご参加いただいております。参加者の方にとって有意義な時間となるよう、そしてこのmeetupをうまく活用していただきたいと思い企画・運営をしております。そのため、何のパートが良かったか、理解が深まったのか、こうしてほしいという改善点を記入するようなアンケートにさせていただいています。
以下は一部アンケート結果を抜粋しご紹介させていただきます。
- ・貴社が今までにないような新しい動きがあることを、みなさんのお話をお伺いして感じることができたので、とてもよかったです。
- ・個人の適性によって仕事を割り振られるという点にあんしんいたしました。
- ・今後も各ポジションについて詳しく知れるようなイベントを開催いただけたら参加させていただきたいです。
- ・ドコモのことや働き方のことなど、職種の詳しい説明だけでなく会社の状況をよく理解することができました。
次回meetupではみなさまからいただいたご意見を参考に改善を図っていきたいと思います。
まとめ
今回の第12回docomomeetupのイベントレポート、参考になりましたでしょうか。
通常の選考(面接)では質問をしにくいことも多いと思いますが、docomomeetupでは実際に働いている社員との会話を通して、より現場の目線でドコモ・現場の生の情報を知ることができるというメリットがあります。また、スマートライフ事業はまだまだ成長していく必要がありよい面だけではなく悪い面(改善した方がいい点)も踏まえてお話しておりますので、ドコモの新たな一面を知れると思います。今後も様々な職種でdocomomeetupを開催していく予定でおりますので、ぜひ当HPをこれからもチェックをお願いいたします。
最後に。
ドコモでは、今回docomomeetupを行った決済領域の人材をはじめ、様々なキャリアを持つ人材を募集しております。入社した社員はスマートライフ事業を中心に各事業で活躍しておりますので、当HPの募集ポジションをご覧いただければ幸いです。
ぜひ一緒にドコモを使い倒しましょう!
誰もが使うデジタルサービスを
docomoでつくってみませんか?