CROSS
TALK

01

クロストーク 新入社員×社会人生活

学生時代に描いていた社会人生活は本当に叶えられる?
新入社員のリアルトーク

社会人生活をスタートしたばかりの新入社員3名は、入社して半年以上が経った今何を感じているのでしょうか。実際に入社してみてわかった「ドコモのリアル」を本音で語り合ってもらいました。

  • 室之園

    クレジットサービス部
    金融ビジネス企画

    MURONOSONO TAKUMI 室之園 拓己

  • 上田

    サービス運営部
    アクセス技術

    UEDA AYUMU 上田 有由夢

  • 中村

    5G&IoTサービス部

    NAKAMURA AYAKA 中村 彩夏

学生時代に思い描いていたことが入社1年目から実現している

上田 みんな久しぶりだね。私たちがドコモに入社してからもう半年以上が過ぎたけど、もともと二人がドコモへの入社を決めた理由って何だったの?

室之園 僕の入社理由をひとことで言うなら、ドコモにしかできない挑戦があることだね。dポイントの会員数が約9,000万人もいて、回線事業や決済事業だったり、dマーケット関連事業も含めるとドコモには他社にない膨大なデータが蓄積されていることを就活中に知って、これほど大規模なデータを扱って新しいチャレンジができる環境に一番の魅力を感じたんだ。

上田 私の場合は、もともと大学で通信技術を勉強していて、ドコモって携帯電話で国内シェアトップだし、5Gの特許件数も日本一だったりするから、「ここなら技術力を活かして日本中に安心安全なネットワークを届ける仕事ができる」と思えたことが大きかった。実は震災で姉と連絡が取れなくなった経験があって、ネットワークを守る仕事をしたいという思いが強かったんだ。だけど最終的な決め手になったのは“人の魅力”かな。

中村 “人の魅力”、すごくわかる!私は就職先を業界や業種で見ていなくて、最初からその会社の“人”を重視していたの。就活中にドコモの社員と話した時、仕事に誇りを持ちながら常に現状の先を考えている人が多くて、私も未来に向かって挑戦し続ける大人になりたいと思えたんだよね。

室之園 中村さんはたしか、入社の一番の決め手になった先輩が今の上司なんだよね?配属前から、「あの先輩と同じ部署で働きたい」ってよく言っていたから覚えてるんだけど(笑)。

中村 そうだね。入社してすぐに理想の先輩と一緒に働かせてもらえて本当にありがたいと思っているよ。そういう意味ではみんなだって入社して学生時代からやりたかった仕事を実現できているよね?室之園くんはdカードのデータ活用をやっていて、上田さんは無線ネットワークの施設整備方針の策定をやっているから。

上田 そうだね、私たちの他にも同期のメンバーは希望が叶っている人が多いよね。配属先については一人一人がやりたいことをしっかり尊重してもらえていると思う。

室之園 自分が行きたい部署に手を挙げられる社内公募制度(※)もあるしね。数万人の社員がいる大企業が、ここまで社員一人一人の思いを大事にしてくれるのは想像以上だったかもしれない。

※ 社内公募制度…チャレンジ精神旺盛な人材を発掘・登用するための制度。社員は特定のスキルが必要な事業や新規分野の事業などのポストに自発的に応募することができる。

1年目からプロとして認められ難しい課題解決にも挑戦できる

中村 実際に入社して働いてみて、ドコモって入社前のイメージ通りだった?それともイメージとのギャップって結構あった?

室之園 それで言うと、入社前のイメージとはいい意味でギャップがあったかも。もともと「守り」の会社だと思っていたんだけど、入社してから想像以上に「攻め」の会社なんだということを実感していて。特に僕が携わっている金融をはじめとしたスマートライフ事業だと、ドコモは業界のなかでまだまだチャレンジャーの立場だから、先輩たちも「業界に変革を起こす」という使命感に燃えている感じがあって、新しいことにどんどん挑戦しているんだよね。僕自身も新しいデータベースへの移行という、ほとんど前例のないプロジェクトに携わらせてもらっていて、すごく刺激的な毎日を過ごしているよ。

上田 1年目から業界を変える挑戦に携わっているなんてすごいね。

室之園 いや、すごいのは先輩たちやドコモの制度だと思うよ。入社したときの僕はデータ抽出のコードすら書けないような状態だったのに、先輩が「docomo DATA X Camp」(※)という研修を勧めてくれたおかげで、データの抽出や分析、可視化ができるようになったんだ。技術を身につけた後も僕のやりたい業務や学びたいスキルについて聞いてくれて、着実にレベルアップできるようにフォローしてくれているんだ。

中村 私が入社してから驚いたのは、先輩たちが新入社員のことをこんなにも信じてくれるのかっていうこと。今の部署ではサービスの企画販売を担当しているんだけど、配属してすぐにプロジェクトの主要メンバーとして携わらせていただいたの。今では営業担当やパートナーとの打ち合わせはもちろん、クライアント先での会議や提案も任せてもらっているんだよね。プロジェクトに主体的に関われるから仕事のやりがいも大きいし、「どうやったらもっとチームに貢献できるだろう」、「依頼されたタスク以上に自分にできることは何だろう」と考え続けていることが成長につながっていると思う。

上田 私の実感としても中村さんの話に似ていて、一人一人の意見を尊重する文化がすごく心地いいと感じる。たとえば打合せの時に対立するような意見が出たとしても「そういう考え方ならこういう視点もあるんじゃないか」みたいに、共通のゴールに向かって前向きに議論を積み重ねていけるところがドコモの素敵なところかな。

室之園 そういえば、上田さんは支店で災害時の対応の業務改善プロジェクトに携わっていたよね。 入社前からやりたかったことを実現できた仕事なんじゃない?

上田 そうだね。入社してから半年は支店で基地局設備の点検や故障対応などを学んでいたんだけど、途中から自分でテーマを見つけて業務改善をすることが求められるようになったの。それで「いざというときに迅速に行動できるように災害時に必要な資機材のリストを作りましょう」と提案したが、新人のアイデアにも関わらず意見を尊重してくれて業務改善プロジェクトを任せてもらえたんだよね。これまでのやり方のままでもよかったはずだけど、新しい提案を否定することなく受け入れてもらえたことは一つの成功体験になったと思う。

※ docomo DATA X Camp(ドコモデータクロスキャンプ)…ドコモが主催するデータ活用人材育成研修。

自由に選べる柔軟な働き方で仕事もプライベートも自分らしく

室之園 ところで二人の働き方ってどんな感じ?ちなみに僕はだいたい週3日は在宅勤務で、出社するのは週2日くらい。

上田 私も同じくらいかな。リモート勤務だと新入社員から先輩に連絡しづらいのかなって配属前は思っていたんだけど、働き始めたら先輩の方からこまめに電話をかけてくれて、全然遠慮しなくてよかったんだって安心した(笑)。そのときの調子や案件の進捗について逐一話を聞いてくれるから、今は少しでも不明点があったらすぐにメールとかチャットで連絡している感じ。

室之園 僕の部署だと、先輩の提案で毎日17時30分から18時までを質問タイムとして、コミュニケーションのための時間を設定してくれたんだ。日常業務の疑問はそこでまとめて聞けるし、時間が余ったら雑談にも付き合ってくれて、リモートワークにありがちな孤独感を抱えることはなかったね。入社前は真面目で堅い会社のイメージが強かったけど、コミュニケーションがとてもフランクな人ばかりで驚いた。

中村 二人ともリモート派なんだね。私は完全に出社派で、ほとんど毎日出社してる。もちろん在宅勤務も選べるけど、出社すると先輩とその場でディスカッションができるし、メールやチャットだけだと見えてこない先輩たちの“仕事との向き合い方”にも触れられるから、あえて出社を選んでいるんだよね。話していないときも顔が見えたり、常に雰囲気を感じられたり、息抜きに雑談できるのも好きで、オフィスにいることが楽しいんだよね(笑)。

室之園 その気持ちもわかるよ。僕も先輩たちとのランチのお店を開拓するのが楽しみの一つだし、何よりプロフェッショナルの方々と密なコミュニケーションができるのは本当に恵まれているなって思うから。この前も緊急の案件で、無理を承知で「今から20分以内にコードをチェックしてくれませんか」ってお願いしたときに、すぐに20行から30行のコードを読み込んでくれて、データ抽出上の問題点とか改善点に加えて、今後の業務に活かせるようにと課題発見と課題解決の手法もアドバイスしてくれて、あのときは本当に驚いた。

中村 それはすごいね。「一を聞いて十を知る」って言うけど、「一を聞いたら十を返す」だね。今の話で少し心配になったんだけど、室之園くんの部署は結構忙しいの?

室之園 たしかに、この話だけを切り取ると大変そうなイメージになるね(笑)。だけどそんなことはなくて、1時間単位で有給休暇を取ることもできるし、プライベートとの両立はうまくできていると思う。早めに仕事を終えて同僚と野球観戦に行くこともあるし、旅行前日はいつもより2時間くらい早めに仕事を終えて翌日に備えたりもできるから、有給休暇は自由にうまく使えていると思う。

上田 なんか有給の使い方がベテラン過ぎるよね(笑)。私はまだ時間休は使ったことがないけど、フレックス勤務を活用することは多くて、早い時間帯に退社してヨガスタジオに行ったり、友だちとごはんに行ったりしている。

中村 私は金曜日を有給にして土日と合わせて2泊3日の旅行に行ったりしているかな。先輩たちが好きなタイミングで気軽に休みを取っていることもあって、気づいたら自分も「明日、有給いただきますね」と自然に言えるようになっていた。

ドコモで成し遂げたい仕事ドコモだから叶えられる人生

上田 入社して半年以上が経って今後ドコモでやりたいことも少しずつ見えてきた?

室之園 そうだね、僕はやっぱりdカードのさらなる進化を追求していきたい。業界1位を目指して取り組むべきことは多々あるけど、まずは足元のデータ分析という側面からdカードの取扱高の拡大に貢献して、いろいろなサービスのデータをクロスさせた施策設計にもチャレンジしていきたいと思っている。

上田 私も学生時代からやりたいと思っていた災害対応関連業務に携わりたい。ドコモには月ごとに上司や先輩と面談する制度があるよね?そういう場で「自分のゴール」、「そのために必要なステップ」、「今学ぶべきこと」を一緒に検討させてもらうことも多くて、目標に向けたロードマップも整理できるようになってきた。まずは今の部署でしっかりと通信技術に関する知識を学びながら陸上無線技術士の資格取得もめざしていくというステップで、一歩ずつ着実に進んでいけたらと思っている。

中村 私はとにかくドコモでの仕事を通じて広い世界を見て、いろんな経験をし続けていきたい。仕事は人生の一部だから全力で楽しみ続けることが目標かな。ドコモには幅広い事業領域があるから、社内公募制度なんかも活用しながらいろいろな仕事にチャレンジしていけたらと思っている。もちろん、プライベートも人生の一部だから趣味も増やしたいし、いつかは「ヨーロッパ一周旅行」にも行ってみたい。

上田 コロナが落ち着いたら私も海外旅行に行きたいな。仕事もプライベートも大事にできることはドコモの魅力の一つだからね。

室之園 そうだね、こうやって3人で話しているだけでも、価値観はそれぞれ違うけど、ドコモって一人一人の思いを尊重して成長に向けてお金も時間も投資してくれる会社だと思うから、ドコモに興味のある学生には、会社を利用して自分が何を実現したいかを考えることを大切にしてほしいな。

中村 たしかに、まずは強い思いを持っていればフォローしてくれる先輩や後押ししてくれる制度はいろいろと揃っているからね。

AFTERWORD

人事部からのひとこと

1年前まで学生だった新入社員3名のクロストークはいかがでしたか? ドコモは時代の変化にともなって、事業内容も働き方も変わり続ける会社ですが、もともと皆さんが思い描いていたドコモのイメージとは異なる意外な一面もあったのではないでしょうか。このクロストークを通して、ドコモで働く未来をより鮮明に思い浮かべていただけたらと思っています。